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夜明けが一番遅い日は冬至の後に来る

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    JUGEMテーマ:季節


     本日中学生の理科を教えていて、ふと疑問に思ったことがありました。冬至の日の求め方なのですが、12月のある期間、1日いちにちの時間が書いてあるなかから、冬至の日を見つけ出す問題です。正解は「昼の時間が一番短い日」で、日の入り時刻と日の出の時刻を差し引いて求めます。ところが生徒さんは、日の出の一番遅い日を求めていました。それで「どうして冬至の日、日の出が一番遅くならないのですか」と訊かれて答えられなかったです。そこで本日の塾、生徒の相手をしているときの合間の縫って、なぜ夜明けの一番遅い日が冬至より後に来るのか、考えてしまいました。何故かその疑問が頭に引っ掛かっちゃいましたので。
     実はこのこと、私は小学生の時に知っていました。12月のある日のこと、NHKテレビの天気予報のおじさんは、「本日は日の入りの一番早い日です」と伝えていました。そして、冬至を挟んで日の入りの一番早い日が先に来て、日の出の一番遅い日は後に来ることを知りました。正月に入ってしばらくは、一番日の出が遅い時期になるのです。だけどそれが何故か小学生の私は考えることもなく、だだ「そういうのもなんだ、不思議だね」で片づけました。そして何十年もの間、それは単なる知識としてだけ持ち、12月の初旬には「今が一番日暮れが早いのだ」、正月ごろには「今は一番夜明けが遅いのだ」などと漠然と思ったものです。
     ところが本日、生徒さんにそのことを訊かれると、途端に私の心に「はてなマーク」が芽生え、どうして夜明けの一番遅い日が冬至の後に来るのか、考えずにいられなくなったのです。でも、その謎は案外簡単に分かりました。図に書いてみれば直ぐ分かります。
     それで逆も気になったので、今度は夏至について考えてみたのです。すると何と、「夜明けが一番早い日は夏至の前」ではありませんか。これには驚きました。実は私、夜明けが一番遅い日は冬至の後だから、夜明けの早い日も当然夏至の後だと思っていたのです。何十年も間違った知識として持っていたことが、誤りであったことに気付いてこれこそ目から鱗でした。つまり結論から言うと、

    ・夜明けが一番早い日:夏至の前
    ・日暮れが一番遅い日:夏至の後
    ・夜明けが一番遅い日:冬至の後
    ・日暮れが一番早い日:冬至の前

     本日編み出した私の理論からすると以上になります。感覚的には当たり前のこと、つまり日暮れが一番遅いのは7月上旬ですよね。なのに知識の方を優先させていた自分が情けなく思いました。念のため授業後に今、インターネットで調べてみるとこの理論が正しかったのでホッとしています。
     子供の時に疑問に思ったことを、そこで直ぐに解決せずに大人になってから分かる、というのは本当に素晴らしいことだと思います。だから、塾で生徒に訊かれたことで直ぐに答えるとは限りません。例えば円錐や三角錐で体積を求める場合、どうして3分の1にするのか、といようなものだったら「高校へ行けば分かるから」と言いますし、場合によっては「大人になったら分かるから」など、人生の課題として疑問を植えつけておくのです。そういうのを持たせておいてこそ、その人の好奇心を育てることにつながるからです。
     世の中分からないことだらけです。だからこそ分かったつもりになどなることなく、常に疑問を持って育って欲しい、今の子供達にそう願いながら、これからも取り組んでいきたいと思います。

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