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ルネスかなざわの解体跡

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     本日仕事で、ルネスかなざわの解体跡へ行ってきました。石川県民ならば誰でも一度は足を運んだことがあるでしょうし、勿論富山からもかなりの人が訪れたと思います。私は一度も行きませんでしたが。
     ルネスかなざわは1987年、金沢市内に一大リゾート地を作ったようなもので、温泉にゲーム・センターやレストランがついたようなところでした。休日は勿論仕事帰りの夜間も人で賑わっていたのですが、このところの不景気で利用客もめっきり減り、2008年に経営破綻して休業、今年に入って取り壊されました。
     今はすっかり建物がなくなり、更地にする工事が行われています。本当に簡単なものだな、と思ったのですが、その更地にする作業も大変なのです。何だか沼地のような感じなのですが、よくよく聴いてみると、そこは広いレンコン畑だったとのことです。レンコンは深い沼地で生産されるのですが、余程土壌が豊かでないと育ちません。何代にも渡り育て上げられた土壌を一瞬のうちにリゾート開発して、役に立たなくなったら取り壊して今度は全く役に立たない更地。私はそこに足を踏み入れたのですが、まるで舟の上を歩いているようで、このような場所に何かを再び建てようとすると、かなり大掛かりな基礎工事が必要になります。本当にこのような土地を、今後どう利用するつもりなのだろうか。日本国土の一部と考えると、これは大変な国家的損失です。勿論荒らされた土地はレンコン畑に戻ることはありませんが、重機で掘り起こされた土壌のなかには、張りめぐらされた古いレンコンの根がまだ残っていました。それが一段と哀れを誘うのです。
     ここ数十年の日本、開発一途に突き進んできましたが、開発したものは維持するのも大変で、その管理ができなかったならば跡に残るのは廃墟だけです。そのようなものが全国各地にたくさんあるのではないかと思うと、本当にやり切れないですね。土建業は必要な開発を行うためにあるのであって、決して土建業の為の役に立たない公共事業はやってはならないと思います。これまで高度経済成長で役割を果してきたのかも知れませんが、もっと人手の足りない業種へ人員転換すべきなのであって、そのことに国家戦略として取り組んで欲しいものです。そうしないと、いつまで経っても明るい未来が、日本に拓けないのではないだろうか。

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