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杉林良美:アンサンブル・フィオレッティの持ち駒的存在へ

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    JUGEMテーマ:音楽


     3月21日のアンサンブル・フィオレッティのコンサートで、一人欠けてしまいました。どんな団体にせよ、人の出入りがあるのは致し方のないところで、新しい人が入らない限り、減っていく一方です。それは宿命で仕方のないところなのですが。団員が減っていく要因としては個人的な問題、社会的問題などいろいろ考えられることとは言え、本当に寂しいものです。

    >>コンサート情報

                          
                          (キャスト一覧あります
     今回のコンサートでの特徴は、一人減ったことが影響したのかどうなのか分かりませんが、透徹された響きといった感が薄れ、一人ひとりの個性を持った歌い手の集団、というイメージを持ちました。それは杉林良美(写真)さんが成長したためなのかも知れませんが、アンサンブルとしてはどうなのか、という問題でもあります。
     これまでアンサンブル・フィオレッティはソプラノの森康子さんと岡島由起子さんが二枚看板で、これに宇野功芳氏が指揮する際に、有山麻衣子さんや日下田玲さんが賛助として加わってソリストとして起用されたりはしたものの、決して看板的存在にはなりませんでした。
     ところが杉林さんが昨年に「イヨマンテの夜」の冒頭でソリストに起用されてからというものの、急速に伸びて今回では1題目全て歌いきりました。この1年で随分逞しくなったように思えます。もっともそれが全てプラスになったということが言い切れないところも現実にはありますが、フィオレッティにおける三枚目の看板として大きくクローズアップされるようになりました。
     杉林さんは曲によって、平木郁子さんと入れ替わって今回からメゾ・ソプラノも務めるようになりました。大駒が1枚加わった感じなのですが、それも起用法がいろいろ考えられる持ち駒的な存在としてです。クラシックの声楽はマイクを使わないで発声する必要があり、1ステージを通すとどうしても消耗してしまいます。でも杉林さんの良いところは若さにあり、どんなところに起用されても大丈夫なタフさがあるということです。これまではメゾがメロディを歌うところでは森さんがメゾに加わることもあったのですが、杉林さんがメゾを務めることで森さんがソプラノに専念できるようにもなり、当然に森さんの負担も軽減されます。
     杉林良美さんのメゾ・ソプラノは、宇野さんがまだ試してみたばかりですが、その起用法によって今後いろいろな可能性を見い出せる、私はそう思わずに居られないのでした。
     なお、コンサート当日に読売新聞の記事(こちらから「一般記事」1月17日付け参照)も配られました。宝塚少女歌劇「ドンブラコ」のレコーディング関してですが、CDが5月の末に販売されるみたいで、各レコード店にもそろそろ案内が行っているかも知れません。因みに杉林さんは「犬」の歌の役があたるようです。

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