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アンサンブル・フィオレッティ富山に向けて

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    JUGEMテーマ:合唱



     私が富山でお客集めを一生懸命やっている間、東京ではアンサンブル・フィオレッティが6月15日に向けて綿密に練習を繰り返しています。特に今回は新たな試みもあり、宇野功芳氏自身が3度練習に立ち会うというのは、ここ最近では異例の多さです。アンサンブル・フィオレッティは決して宇野さん専属の合唱団ではなく、宇野さんが指揮する以外にも舞台があるのですが、3月9日の長崎公演が終わってから富山公演に向けての練習に相当時間を割いているようです。それは別に富山だけの為ではなく今後のフィオレッティの活動の為でもあるのですが、大変ありがたいことです。

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     さて、その新しい試みについてひとつご紹介しましょう。「めんこい仔馬」の3題目は、子供が馬に対してお話を聞かせる場面です。宇野さんは常々ここを日下田玲さんのために用意しておられたようです。彼女はホーイソプラノのような声の持ち主だからです。ところがその実現を直前にして日下田さんが歌を辞めてしまったのです。宇野さんが「めんこい仔馬」をレコーディングしているのは、「水色のワルツ」のCDに入っていて、ここは有山麻衣子さんが3題目を歌っているものの、日下田さんに歌ってもらえなかったことが、相当に心残りのようでした。
     昨年11月の長岡公演では3題目は合唱で普通に歌い、今年2月の横浜では3題目を歌わなかったですし、おそらく3月の長崎でも3題目を回避したのではないかと思われます。でもこの間、「めんこい仔馬」の3題目を何とか上手くできないか、という情熱が消えることはなかったのです。
     この3題目、限りなく声を子供に近づけたい。かと言って下手くそになってもいけない宇野さんの理想を求めるとかなりの難物です。そこでメゾの一人に白羽の矢がたったのですが、これがなかなかうまく行かなかった。そうしているうちに、別の人と声を重ねることをやってみた。そうして最も良い組み合わせを発見されたそうです。ソロのパートをわざとユニゾンで歌うというのは、大変に難しいことです。一人で歌っているように聞こえなければならないですから、指揮者と歌手どうしの呼吸がぴったり合わないとできることではないですから。
     富山に向けた宇野さん立会いの初めての練習が5月11日で、2回目が5月25日でした。その間もフィオレッティのメンバーだけで練習を積んでいたのですが、25日の段階で全体的に大変良い仕上がりになっていたとのことです。ただ「白い花の咲く頃」だけはいま一歩だとか。この歌は繰り返し演奏してきているのだか、宇野さん自身もなかなか答えの出せない歌のようです。実は長岡公演終了後に団員から感想も聞かれ、横浜公演の際にも同じことを聞かれた。そのように聞かれても、私のような素人が分かる訳ないのですが、やはり相当な難物なのかも知れません。
     とは言え、どんなにいい演奏をしても結局はそれに満足せずに、ちょっとでも不満があればそれをおろそかにせずに絶えず向上心をもって取り組む、そうした姿勢の表れと私は思っています。あのメンバーのことですから、決して悲壮感に陥ることなく、和気あいあいにいろいろ楽しみながら試してみて、いいものを求めているのではないかと勝手に想像しております。ということで、時間をかけただけのそれだけの結果を、楽しみにしたいと思います。

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      • 2017.10.19 Thursday
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