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長崎の鐘:古関裕而作曲の「レクイエム」

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    JUGEMテーマ:合唱



     アンサンブル・フィオレッティの富山公演の最後を飾るのは、「長崎の鐘」(サトウハチロー作詞/古関裕而作曲)になります。実はこの歌、アンコールにとっておいたのですが、トリを歌う筈だった定番の「川の流れのように」ができなくなって、急遽この歌にトリを務めて頂くことになりました。「すみれの花咲く頃」ではじまり、素敵な曲が続く第4ステージも、「白い花の咲く頃」あたりからだんだん涙を誘う歌になっていきます。そして極めつけの「長崎の鐘」で締める。そうしておいてみんなで「南の花嫁さん」を歌って明るく終わることにしたのです。

    >>コンサート情報

     アンサンブル・フィオレッティの美しさはノンヴィヴラートの磨かれた美しさにありますが、宇野功芳氏の合唱の基になっているのは、聖歌隊のようなものではないかと思うのです。ですからクラシックの歌曲でもオペラよりは宗教音楽、歌謡曲の中でも特に祈りの歌が素晴しいです。宇野功芳氏は当初戦時歌謡を取り上げた際、フィオレッティの団員はかなり抵抗があったと言われますが、今ではむしろ喜んで歌っているのでは、と思います。それは、歌の本質が「平和への祈り」にあることを理解したからで、実際に「大空に祈る」は勿論のこと、横浜で聴いた「海の進軍」のような歌でさえ、フィオレッティが歌うと反戦的に聴こえてくるのです。
     そのようなフィオレッティにしてみれば、名実ともに平和を歌った「長崎の鐘」。それはそれは本当に素晴しいものです。藤山一郎が長く歌い、想い出のメロディで毎年登場すると言ってよく、この番組で藍川由美や秋川雅史など数多く歌ってきました。でも、合唱曲として歌うレクイエムとしての「長崎の鐘」。この歌を愛する人は是非フィオレッティの演奏で一度は聴いてみて下さい。CDは「一杯のコーヒーから」に入っています。

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      • 2017.11.24 Friday
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