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春の唄:各地から届けられた春が市場を賑わす

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    JUGEMテーマ:合唱



    >>コンサート情報
    評価:
    J.S.バッハ,アダン,ヨハン・シュトラウス2世,レーガー,中山晋平,中田喜直,中田章,内田元,春田節夫,滝廉太郎,高田三郎,宇野功芳
    アート・ユニオン
    ---
    (1986-08-25)
    【ディスク1】
    1. ぶらんこ
    2. 小さい秋みつけた
    3. 灰色の雨
    4. 三人の子供
    5. 早春賦
    6. 春の唄
    7. ゴンドラの唄
    8. 雪の日に
    9. 主よ人の望みの喜びよ
    10. おお聖なる夜
    11. マリアの子守歌
    12. 故郷を離るる歌
    13. 美しく青きドナウ
    14. 雪の降る町を (アンコール)
    コメント: 「春の唄」は市場に春が届けられる実に愉しい歌ですが、宇野功芳氏はかなり真剣にこの歌と向き合い、ひとつの芸術作品に仕上げている。そうした遊び心のない厳しさが、この頃の宇野さんにあったような気がします。

     アンサンブル・フィオレッティ富山公演のプログラムですが、3ステージが一新されました。童謡・唱歌のうちでこれまで宇野功芳氏がアンサンブル・フィオレッティとよく演奏してきた曲目ですが、たまたま春から夏までの歌が揃いましたので、季節を追って順番に並べることにしたのです。
     最初は「春の唄」(喜志邦三作詞/内田元作曲)。これは西宮の北口市場に各地から春が届けられる様子が描かれています。昭和12年の作品で、当時街に住む人たちが、お店に並べられた商品でどんなふうに春を感じていたが伝わってきます。この北口市場は長らく昭和の風情を守ってきたのですが、1995年の阪神淡路大震災で決定的に壊滅して、今ではその姿は跡形もなく消え去ったとされています。
     今では全部スーパーやホームセンターになってしまって、商品が画一化されてしまいました。普通の小売店で特徴ある商品を楽しむことができなくなってしまったのですが、こういう歌を聴くと、索莫とした現代の虚しさが余計に感じられます。
     この歌はもともとラジオ歌謡で歌われたものですが、日本女声合唱団をずっと指揮していた北村協一が女声合唱に編曲して合唱曲としても歌われるようになりました。宇野功芳氏も「幻のコンサート」で日本女声合唱団と録音してますが、ここでは更に宇野氏の手が加えられています。一番大きな違いは、間奏の部分が北村氏の場合「ララーラララッ」という感じて歌っているのに対し、宇野氏はピアノだけでこのメロディを弾かせています。宇野氏はこの歌を機会がある度に取り上げており、跡見女子大の合唱団や有山麻衣子・日下田玲のデュオではCD−Rとして出ています。フィオレッティとはCDにはなっていませんが、演奏会では何度か取り上げられている筈です。私の記憶では2000年の第1回目のコンサートで確か演奏されたと思っているのですが。

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       リズムやメロディがいかにも単純で、一聴稚拙な作品かと思ったが、二度三度と聴いていくうちに、ニュアンスの豊かさを発見して次第に魅せられていきます。基本のリズムで全曲を統一しながら、間に登場する日本古謡が実に効果的に使われて、ジンワリと心に来るところがあるのです。そういう意味で、実に微笑ましい作品と言えるでしょう。
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