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富山市議会:令和元年12月定例会「議員の政治倫理に関する条例制定の請願」の継続審査に対する反対討論その2

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    JUGEMテーマ:地方議会



    政治倫理条例継続審査反対討論(2019年12月)

    継続審査に対する反対討論:赤星ゆかり(日本共産党)

    富山市議会」→「4. 本会議インターネット中継」→「会議名で探す」
    →「令和元年12月定例会」
    →「12月24日(火):本会議(委員長報告・質疑・討論・採決ほか)」
    →「第4 令和元年分請願第5号」 52'50''〜

    審議過程等 >>
     ただ今議題となっております、令和元年分請願第5号「議員の政治倫理に関する条例制定の請願」について、日本共産党として継続審査ではなく、直ちに採択すべきとの立場から、討論を行います。
     この請願の趣旨は、議員は市民全体の代表として選ばれた公人、また市政を託され、職務として政治を行う者として、高い倫理的責務が課せられることを、条文化することです。直ちに採択し、条例の具体的な検討に入ることを、重ねて訴えます。
     この請願が提出された6月議会と、9月議会でふたたび継続審査とした後、10月23日には2人の議員が過去の政務活動費を、利息を合わせて375万円返還ということが起き、今議会の冒頭にはそのうちの1人である高見議員への糾弾決議、最終日の本日には木下議員への2度目の辞職勧告決議、採択という異常事態が続いています。
     しかも10月23日の返還の会見で、自民会派から今後も返還するものが確実に出て来る、との談話もあり、市民から「何で議会がこんなに汚れたままなんだ」「進展が見られない」と憤り、「本気で議会改革をやる気があるのか」と大変厳しい批判が浴びせられています。私たち富山市議会は、2度の継続審査の間、いったいこの請願の何を審査したでしょうか。
     11月12日に議長のイニシアティヴで、政治倫理条例の第一人者である九州大学名誉教授の斎藤文男先生を講師にお招きして、全員協議会で学習会が行われました。大変有意義でした。各派代表者会議で感想を述べ合いました。しかし議論と言えるような議論にはなりませんでした。
     それに議員政治倫理条例は、何も議員の政務活動費不正や不祥事だけの問題ではありません。例えば斎藤文男教授のモデル条例では、請負契約の辞退の項で「市長等及び議員が役員をし、もしくは実質的に経営に携わっている企業は、中略、市が行う工事等の請け負い契約を辞退し、市民に疑惑の念を生じさせないよう努めなければならない。」として、その実質的に経営に携わっている企業とは、「1.市長等及び議がは資本金(とこれに準ずるもの)の1/3以上の出資をしている企業」「2.市長等及び議員が年額100万円以上報酬(顧問料その他名目を問わない)を収受している企業」としています。
     また資産等の報告書の提出、公表、審査、審査会の設置、市民の調査請求権も条文化しています。更にモデル条例では、市長等及び議員が刑事犯により逮捕、起訴されたり一審有罪判決の宣告を受けた場合、その後もその職に留まろうとする時は、市民に対する説明会の開催を求めることができる規定、刑事犯で有罪判決が確定した時は、辞職するもの、という措置規定があります。
     富山市議会で、今までの政務活動費不正事件や建造物侵入事件を起こした議員は、議会にも市民にも殆ど説明責任を果たしてきませんでした。もし富山市議会がこのような政治倫理条例を既に持っていたとすれば、議会として条例に則って市民に説明責任を果たし、透明性のある措置を取ることができたのではないでしょうか。今後の不祥事を未然に防ぐ為にも、条例は必要です。
     議会が議会のことに関する請願を採択することの意味は、議会はその請願の趣旨を実現するよう努めるとともに、当該請願に関する処理の経過および結果について、市民に報告をすることにあります。この請願に対する態度をはっきりさせずに、いつまで先送りを続けるのでしょうか。そんなに条例を作るのが嫌なんでしょうか。
     私たち富山市議会は直ちにこの請願を採択して、政治倫理条例の具体的検討に入ろうではありませんか。市民の信頼を取り戻すには、もう先送りは許されません。
     以上継続審査に反対し、採択を求める討論と致します。

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