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評価:
宇野功芳
インディペンデントレーベル
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(2003-12-08)
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「津軽のふろさと」は美空ひばりが歌っていた歌だが、宇野氏の言う「音楽が優れ過ぎていて流行らなかった」。語り重視の美空に対して宇野功芳の場合は、アンサンブル・フィオレッティを使って響き重視で演奏している。これは歌謡曲というよりは、完全にクラシック音楽と言っても良いくらいに、芸術性の誇る作品と言えるでしょう。
昭和28年に作られた「津軽のふるさと」(米山正夫作詞作曲)は宇野氏の言われる「暗い歌」で、曲想も「白い花の咲く頃」に似たところがあります。「白い花の咲く頃」はまだ素敵と思われる部分がありますが、「津軽のふるさと」はそうした明るさがありません。というより「素敵」などと思わせない毅然としたところが、この歌にあります。
私の知っているところで、宇野さんが取り上げられた米山正夫の作品は他に「森の水車」と「山小舎の灯」がありますが、これら共通して言えることは、響きの美しさがとりわけ強調されているところです。それだけ歌謡歌手の歌ったものとは全く別物として、楽しむべき作品とも言うべきでしょう。
なおこの歌は上記「
リンゴの唄」のCDに収めてありますが、現在は廃盤です。
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