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富山市議会に関するKNBニュース:2018とやま、議員のあり方を考える

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    KNBweb」→「ニュース」→「ニュースバックナンバー」→「12月26日(水)」
    →「2018とやま、議員のあり方を考える

    2018とやま議員のあり方とは

    これまで出してきた請願 >>
    シリーズ2018とやま、26日は議員のあり方を考えます。

    富山市議会の政務活動費の不正取得問題は、刑事告発から2年以上が経ちますが、警察は事件としての送致に至っていません。

    この不正とともに問われたのは、議員報酬の引き上げに端を発する、市議会の市民不在の体質でした。

    改選から1年半余り。富山市議会と「市民」の関わりについて、ことしの動きを振り返ります。

    富山市議会が、ことし開いた議会改革検討調査会は5回。このうち、「委員会」の公開に関する協議では、市民との関わり方をめぐり、応酬がありました。

    議会は、提出された議案を委員会で分野ごとに審議し、委員会の採決内容に応じて、本会議で可決か否決かを決めます。

    この日の検討調査会のテーマは、委員会の資料をインターネットで公開するかどうかについて。

    県内では例えば射水市議会は、議案の概要だけでなく、判断材料となる詳細を記した委員会の資料も市の発表と同時に公開しています。

    富山市議会は・・・。

    自民・押田市議「審議前に公開すると、それがひとり歩きして収集がつかなくなるのではないか。大衆判断になってしまうと私たちの議論自身にも影響を及ぼす可能性があると考える」

    社民・村石市議「開かれた議会 議会でどういうことが議論されているかという視点から考える必要がある」

    共産・赤星市議「議員は選ばれたからと言ってすべて白紙委任ではない」

    自民・押田市議「私たちは責任を持つといった意味での考え方なので白紙委任であなたに任せたという考えではない」

    自民・柞山座長「議決もしない前に、自分の仕事を放棄したかのようにその資料を公開するとか、そのようなことには至らないと思う」

    さらに7月には、委員会のネット中継について協議しました。

    自民・江西市議「本会議をインターネットで公開して現時点でこのようなアクセス数でありまして、大切な税金を投入した費用対効果を鑑みますと現時点では中継を行わない」

    光・上野市議「以前にも陳情が上がってきていて実際にニーズはあるわけですので経費なども含めて設置できるように検討していただきたい」

    やり取りがすれ違う背景には、最大会派の自民党といわゆる野党系の少数会派がイメージする市民像の違いがあります。

    富山市議会、村上和久議長「自民党でいえば、地元で体育協会とか消防だとか、PTAだとかをやってきた中で議員になってきている、あるいは町内会の班長だとか、ご支援をいただくので、すでに市民との協働ができているんですね、他の会派についてはいろんな支持母体があって、やっているので(略)議員に任せたよという支持者と、一緒にやりたいんだという市民との温度差があるんじゃないかなと思う」

    政務活動費問題を経て去年4月に行われた市議選で、投票率は50%を下回りました。(富山市議選投票率47.83%、前回4年前の選挙を5ポイント余り下回る)

    議会改革が進んでいるとされる新潟県上越市を訪ねてみるとー。

    5月のこの日は、山あいのコミュニティセンターで議会報告会を開き、議決した市の予算について説明していました。

    内山米六議長「議会基本条例、(平成22年11月1日に制定した)最大の目的は開かれた議会、信頼される議会、信託にしっかりと答える議会、これをめざそうと。市民とのかかわりが一番大事。信託を受けたといえども間違った判断をする時がある。市民から監視をしていただくことが大事だ」

    富山国際大 後藤智教授「自分はだれを代表しているのか、投票してくれた人なのか、自分を応援してくれた人なのか、そうではないはず」「民主主義は多数決とイコールではないので十分な議論をして、いろんな意見を交わして、よりより結論をめざすという」

    富山市議会では、ことし議員と地域の関わりについて考えさせられる事例がありました。

    地域の清掃活動の連絡先が久保大憲市議の後援会になっている案内が、市の広報誌にはさみ込まれて配布されたとKNBへ情報提供がありました。

    住民「公の町内会を使って、後援会のものを配るというのは公私混同を感じた」

    堀川南自治振興会長で、清掃活動の代表を務めた秋本美孝さんは、発案した後援会のメンバーが参加を促すために作った案内だろうと言います。

    秋本会長「これ、わたしも初めて見た」「回覧板に回すとか私は言っていないし」「党派がうんぬんではなく、地元で生まれ育った者(久保市議)は、地元のことが一番よく分かる」

    一連の経緯を久保市議は知りませんでした。

    また、自民党会派の重鎮、五本幸正市議の支援者が作った「当選御礼」の書面が8つの町内会で回覧板で配布されていたことが分かりました。

    これも、五本市議の知らないことでした。

    議員と地元住民の関わり方をどう見るのか。

    高岡法科大、山崎博久教授「(はさみ込む)行為自体は違法ではないにしても、社会的に不適切としか言いようがない」「回覧板と一緒にというのは、いくら地元がみんな自民党支持者だからといって、100%ではない。その点は当然、考慮してしかるべきで区別しないといけない」

    公職選挙法では、当選に関するあいさつ文を配ることを禁じています。

    社民党の東篤市議は、自らの広報誌にお礼を記載していたとして、充てていた政務活動費の半分を返還しました。

    また、先月の政務活動費のあり方検討会では、社民党市議3人の広報誌が、運用指針で支出を認めていない議員個人の広報誌にあたると他の会派が指摘。

    今後は、広報誌の基準を厳格化することを確認しました。

    先週、閉会した市議会12月定例会。その傍聴席に2人の市民の姿がありました。

    小中学校でのエアコンの運用開始をできるだけ早めることを求める請願と、政務活動費をチェックする第三者機関の事前審査の見直しを求める請願の提出者です。

    いずれも不採択となりました。

    政務活動費についての請願を出した中川さんは、富山市議会の※機能強化を求める請願をこれまでに7件出していますが、いすれも不採択です。

    中川さん「議会全体が市民感覚と乖離があるんじゃないかなという、乖離も市民の方も平生見ていないから実感ない」「市民の関心があまりにもなさすぎるというのが一番問題だと思う」(議会を見守ることについて)「厳しいですね、しんどいですよ」「でも実際、誰かがやらないとダメなことでしょう?」

    市の広報誌に議員に関連する案内がはさみ込まれた事例について、高岡法科大学の山崎教授は、市も是正措置を取らなければいけないと述べています。

    富山市議会の住民との関わりの模索を見守りたいと思います。

    ※「機能強化」と書いてありますが、これですとハード的なものという誤解を生むかも知れませんので、アナウンサーが言われた文を以下に残しておきます。

    「機能強化を求める請願」→「市民にとって議会が身近なものになる為の請願」


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