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「富山に伝わる三つの民謡」を少人数の合唱でやるのは可能か

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    JUGEMテーマ:合唱



     もう10月の終わりだったか11月の初めですが、宇野功芳氏に「富山に伝わる三つの民謡」から「越中おわら」をやってもらおうということになったのですが、アンサンブル・フィオレッティ10人の合唱では、どうも全曲は無理なようです。

     この歌の経験がある方はご存知だと思うのですが、「おわら節」の1題目と2題目を歌った後、「夜」の場面が過ぎて「おわらが聞える」に入ったあたりから最高に盛り上がるのです。ところがここを女声三部で歌うには、ソプラノが高い変シを、しかもフォルテッシモで出さなければならない。宇野さんが言うには「有山(麻衣子さん)でもきれいに歌えるかどうか」とのこと。ということは確かに大合唱でないと無理ですね。素人の私には分からない部分でした。
     会場は八尾ですから、「越中おわら」が無理だから「こきりこ」か「むぎや」にしましょう、なんて訳にはいかないと思います。それで、「越中おわら」の最初の「祈り」と「おわら節」3題ほどをやって頂くことで、宇野さんにお願いしているところです。
     最近このことで神経を使っていましたが、ちょっと他の歌に目を向けてみようとしたところ、「こきりこ」や「むぎや」は「越中おわら」ほど難しくはないのかな、と思いました。でも、「こきりこ」は「おわら」ほどでないにしても、やはりそれなりの人数は要りそうな気がします。最初の「雪の情景」が終わって「遠くから聞えるこきりこ」の部分、メゾ・ソプラノとアルトが二部に分かれています。これをメゾとアルト3人ずつを更に2つに分けてやるとなるととんでもないことなのですが、ソプラノ4人を2つに分けて、メゾの2人、メゾの1人とアルトの1人、アルトの2人で全て2つづつ分ければ、問題なく歌えると思います。でも問題なのが、「回想的情景」のなかに「平家の落ち武者たちが」と歌う部分がやはりフォリテッシモになっていて、ここは人数が欲しいところですね。不可能ではないけど10人では美しく表現できないでしょう。
     「むぎや」はどうかなのですが、これはいける。あくまで私の主観なのですが、作品的にも一番優れていると思います。10人でやっても難あるところはそれ程ないと思います。もっとも砺波地方で演奏会をやるとしたら、迷わず「むぎや」を選んだと思います。ここまで私の素人的意見ですが、専門家のみなさんのご見解は是非お伺いしてみたいです。
     因みにこの3つの民謡のポピュラリティはどうかなのですが、「こきりこ」は一番知られていると思います。全国でもきっと小学生の時に歌ったという方がかなり多いのではないでしょうか。「越中やわら」は「風の盆」でやはり全国的に知られていると思います。でも、「むぎや」は富山県内でも知らない人がかなり居るのではないでしょうか。

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      • 2018.10.16 Tuesday
      • -
      • 23:50
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      コメント
      そりゃ、踊り、唄ともに、「むぎや」でしょうね。紋付き袴、高音の節回しは、最高です。「こきりこ」は、私が中学生時代には音楽の教科書に載っていました。「といちんさ」とか五箇山は、民謡の宝庫でしょう。「おわら」は、難しい曲ですね。合唱向きではないと思います。
      • Minae Hatakeyama
      • 2018/08/17 11:53 AM
       Minae Hatakeyamaさんはじめまして。「富山に伝わる三つの民謡」は富山出身の作曲家である岩河三郎が、富山の民謡を題材に合唱曲にアレンジしたものです。
       「越中おわら」「こきりこ」「むぎや」の3曲からなりますが、民謡という感じはせず、本当に合唱曲になっています。
       それでこのなかで一番人気があるのは、「むぎや」だということが分かりました。中高生の合唱コンクールで全国的に歌われているようですが、富山ではあまり歌われていないような気が致します。
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