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「矢後肇元議員に懲役1年6カ月の求刑」というニュースが流れ

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    JUGEMテーマ:地方議会



     上記ニュースが流れたそうです。しかも全国版で。矢後氏は富山県内で最初に政務活動費の不正使用が発覚した議員だったと思います。それで私に何件か電話がかかってきました。「中川さんの努力が報われましたね」といった感じの主旨が。しかしながら、私は別に努力が報われたとは全然思ってもいません。むしろとても悲しい気持ちになりました。裁判云々ではなく、こうも私が取り組んできたことに、市民の理解がないことに。
     実はこのニュースに関しては、私は正直全然関心がないのです。そもそも私は政務活動費の不正摘発に尽力してきた訳でもありませんし、こういうニュースが流れたことで、当たり前のこととしか捉えられない。本当に何の感激もないのです。
     私は不正の摘発に関しては、専門家がやればそれでいい、くらいにしか思っていません。もっとも専門家が間違った判断をするようだと、それに対して怒りの念が生じる可能性があるかも知れませんが。
     それでは私にとって、どんなことが起きた場合に喜べるか、ということになると、それは富山市議会が市民に開かれたものになること、この1点だと思います。そのことに対して、このブログを始めいろいろな所に対して発信してきたつもりです。それがこのようなことで電話を貰うと、はあ、となってしまいます。
     肝心な議会改革は全然進んでいません。数多くの提案をしてきたものの、全く受け入れられた訳でもなく、むしろどんどん閉鎖的になって、市民の言うことを聴かない努力をしているふうにしか感じません。市民にはこういうことこそ、感心を持って頂きたいのに、不正の摘発ばかり注目していて、それに一喜一憂しておられるみたいです。そうそう、私が驚いたのは昨年12月の委員会において、私のものを含む3通の政務活動費に関する請願の審査が行われた時のこと。請願内容は何も「不正の追求」なのではないのに、議員のひとりによる「自分は濡れ衣を着せられた」という発言。これに関しては本当に驚きました。請願がどうして出されたのかまるきり理解しておられない、という悲しい思いになりました。
     私は今の富山市議会の政務活動費の運用指針、大いに問題があると思っているのは事実です。昨年3月に出した「政務活動費の有効活用を求める請願」、12月に出した「事後審査による政務活動費の支払いも認めることを求める請願」に、私の思いが書かれています。
     内容をご覧になられて皆さんはどのように感じられるか分かりませんが、「不正防止」よりも「使い勝手」の方を重視しております。今の運用指針は事前審査がある為に、細やかで機敏な政務活動費の使用ができません。細やかで機敏な使用は真面目な議員程するのですから、そういう議員程困る制度はあってはならないと思うのです。ところがそのことを何とも思わない議員が富山市議会で多数を占めているということは、不真面目な議員が多い、と言えるのではないでしょうか。こうしたところに議会の程度というものが見えてくるような気が致します。
     最も使い勝手が良く不正も起きない政務活動費のあり方はどのようなものか。それは次の一言で足りると思います。

    ・政務活動費は使った分を請求して、駄目だと言われたら貰わなければそれでいい

     実は3月に上越市議会の議員の方と話をした際に、同じことを言われて驚きました。でもそれが当たり前かと思いますし、それがどうしてできないのか、外部の人間にとっては不思議で仕方ないのではないでしょうか。勿論市民の方々にしっかり説明すれば、殆ど方も驚かれる運用指針です。でも説明を受けない市民はそもそも知ろうとしない。本当に関心がないみたいです。
     片山善博元総務大臣は、「地方自治は“自業自得”の仕組み」と言っておられます。つまり市民が無関心であればある程、地方自治も劣化して住み難い自治体が形成されるのです。そのことを富山市民がどうして分からないのかということも、誠に不思議に思う次第です。

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