<< 東京ラプソディー:藤山一郎が歌った歌で今でも最も歌われているもののひとつ | main | 富山市議会:平成30年3月定例会「一般市民の参加による議会改革を求める請願」の賛成討論その3 >>

富山市議会:平成30年3月定例会「一般市民の参加による議会改革を求める請願」の賛成討論その2

0

    JUGEMテーマ:地方議会



    賛成討論その2:木下章宏(日本維新の会)

    (対象の請願)

    平成30年分請願第3号:一般市民による議会改革を求める請願

    (ネット配信動画)

    富山市議会」→「4. 本会議インターネット中継」→「会議名で探す」
    →「平成30年3月定例会」
    →「3月23日(金):本会議(委員長報告・質疑・討論・採決ほか)」
    →「第2 平成30年分請願第3号(委員長報告・質疑・討論・採決)」 0:56:00〜

    他の討論等一覧 >>
     ただ今議題となっております、平成30年分請願第3号「一般市民の参加による議会改革を求める請願」につきまして、日本維新の会・木下章宏より賛成討論を行います。
     はじめに、本請願の核となる思いは、市民の皆さまに市政への参加をより促すことと、その先にある市民と富山市議会のお互いの理解の深まりと信頼関係の構築、そしてその結果として、より良い富山市政の実現を目指しているものであると考えます。請願者の方のこの真っ直ぐな思いに深く共感致します。
     まず、1項目の議会主催による意見交換会の早期開催についてですが、請願文において述べられておりますように、議員個人、若しくは会派が主催の意見交換会などに市民が参加する場合、そのつもりがなくても、その議員や会派を支持しているようにどうしても見えてしまいがちです。それ故に誰かから何かを言われるたりすることを意識してしまい、参加を躊躇うことがあるということを、私自身聴いたことがあります。それに対して富山市議会として意見交換会などを行うことは、様々な会派の議員がそこに参加していることから、特定の議員個人や会派を支持しているようには見えにくく、また多様な会派の議員の意見に、市民も触れることができる筈です。このように、意見交換会でも、主催が誰かによって意味や見え方が大きく異なってきます。
     更に請願文にありますが、こうした議会主催の意見交換会を、議会において常に支えて頂いている議会事務局の皆さまのお力をお借りすることなく、議員自らの力で内容や計画の構想、資料などの準備、そして当日の会場設営、受付けから司会進行までの全てを、会派を超えて協力して行うことが大切だと思います。そうした議員の姿を市民にお見せすることで私たち議員をより、今よりももっと身近に感じて頂けることと思います。
     でまた議員が会派を超えたグループで富山市内各地を廻り、その地域の課題をお聴きすることで、議員個人としてではなく、グループでまたは議会としての課題解決に向かうことにもなり、会派を超えた協力が生まれますし、自分の地域に目が向きがちである私たち議員にとって、富山市内の様々な課題を深く理解するチャンスにもなります。
     ここまで述べて来ましたように、富山市議会にとって新しい扉を開く活動になると思います。実現に向けてまずは前向きに検討に取り組んで行きましょう。
     次に、2項目目の議会モニターの制度化に向けた検討の早期開始についてですが、市民が議会の外から新聞やテレビなどで議会について知るだけでなく、実際に議会の中に入って議員のそばで活動を見ることで、議員の活動についての理解も深まりますし、私たち議員としましても市民に仕事を間近で見られているという、いい意味での緊張感を持つことができると思います。私たちの仕事を見た議会モニターの皆さんから、市民感覚で様々なご意見を頂くことは、私たち議員にとって自らの在りようを見直し、改めていくうえでとても意義があることと思います。
     請願文にもありますように、議員の仕事を間近に見た議会モニターのなかから、いつかは自分が議員をやってみたい、と意欲も持つ方が現れることも十分に考えられます。
     本請願においては、議会モニターの制度化に向けた検討の早期開始についてというように、あくまで実施ではなく、検討を早めに行って欲しいと述べられております。将来の実施に向けてじっくりと時間をかけて、議会モニターについての勉強を進め、富山市議会にとってベストなタイミングでチャレンジをすれば良いと思います。
     最後に、3項目目の政務活動費の運用指針に関する公聴会の実施についてですが、富山市議会においては是非とも行うべきだと考えます。相次ぐ政を務活動費の不正受給問題を受け、議員が不正根絶を強く願ってより厳しい運用指針を作ろうと努力することは、自ら改める為に重要なことだと思います。しかし議員が信頼回復に向けてもがいている現在の状況において、議員だけで政務活動費の取り扱い説明書である運用指針を作るとなると、その策定過程で議員以外の立場の方たちの目にさらされていないことに、疑問を感じる市民もきっと居られるのではないでしょうか。請願にあるように議員が市民に対して政務活動費の運用指針についての説明を行い、市民も議員が作った運用指針について、考えを伝える場をもつことで、市民感覚にさらされて運用指針が更に磨かれるでしょうし、運用指針への理解が深まり、それは議員や政務活動費の利用についての信頼につながっていくことと思います。
     さて私たち日本維新の会の2人は、一昨年に議会の仕事をさせて頂いて以来、一度も政務活動費の請求も使用もしていません。私たちの会派では、あれだけ騒ぎになった政務活動費の不正受給問題を非常に重く考えており、富山市議会において議会改革を進めるうえで、妥協せずに取り組まなければならないテーマだと考えています。私たちが政務活動費制度の、健全化のひとつの到達点として目指している、完全後払い制の実施、政務活動費を調査費用として支払う第三者のチェック機関の廃止などが達成されるまでは、疑問を持ちながら政務活動費を使うことは控えようということが理由です。
     政務活動費を使っていないから政務活動費についての考えを殆ど持っておらず、同じテーブルについて議論ができないのではないかと思われる方もおられるようですが、政務活動費について自分たちなりの考えがあるからこそ、意図的に使わないということもあるのです。
     私は市議会議員の仕事をするようになってから、改革という言葉について、ときどき考えることがあります。改革とは辞書によると、従来の制度などを改めてより良いものにすることなどとあります。私たちの社会において制度などをより良く改めようとする時にすんなりすればいいのですが、なかなか進まず困難を感じることも往々にしてあります。その理由は様々に考えられますが、時として見栄や体面といったものが邪魔をすることもあると聞きます。
     例えば一般的な話として、今ある物事に関する制度を更に良いものに作り変えようとした際に、現在の制度を作った方々のなかには、自分たちが苦労して作ってきた制度を変えることなんて、苦労が水の泡になるし、自分たちの考えが劣っていた、間違っていたと認めたように見えてしまうから、とても恥ずかしいことだ。だから新しい提案が素晴らしいものだとしても、それに応じることはできない。あくまで自分たちのやり方を押し通していく、などという心理に陥り、改革が進まないということがあると聞いたことがあります。
     つまり、真に物事を改革しようとする際は、時に自分がやった立派な仕事だ、などの見栄や執着を捨て去り、他者からの新しい提案が素晴らしいものであれば、自分の今までのやり方を全て投げうってでも、新しい提案を全面的に採用するぐらいの、自由で、大胆で、勇気ある発想が必要になることがあります。そしてそれは本当のところ、全く恥ずかしいことなのではなく、人間が誰しも持ちうる自然な感情を乗り越え、理想を追求した立派な誇りある判断だと思います。
     改革において本当に大切なことは、誰がやったかではなく、より良く変わったのかの一点だからです。富山市議会は本選挙から1年が過ぎようとしています。私たちの残りの任期3年間において、そうした誇りある改革への判断を、市民に沢山お見せしていきたいものだと心から思います。
     市民はより良く変わろうとする議員と議会を、必ずいつか認めて下さると私は思います。私たち議員の真価が問われています。議会と市民の相互の理解と、信頼関係の更なる深まりを真っ直ぐに願って提出されました本請願への、議員の皆さまの勇気と誇りあるご決断をお願い致しまして、日本維新の会、木下章宏からの賛成討論と致します。ご静聴ありがとうございました。

    他の日記ブログ


    スポンサーサイト

    0
      • 2018.07.19 Thursday
      • -
      • 00:00
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      コメント
      コメントする









      この記事のトラックバックURL
      トラックバック
      calendar
      1234567
      891011121314
      15161718192021
      22232425262728
      293031    
      << July 2018 >>
      PR
      ランキング
      音楽ブログランキング にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ くる天 人気ブログランキング(日記50代) ブログランキング(政治問題) (バレー)
      ブログ更新状況
      ・−−−−−−−−−−−・ | List Me! by BlogPeople | ・−−−−−−−−−−−・
      他のブログ
      楽譜ネット
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      • 富山市議会:平成29年9月定例会「議会改革の推進に関する請願」請願文
        trefoglinefan (10/07)
      • 富山市議会:平成29年9月定例会「議会改革の推進に関する請願」請願文
        love (10/06)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        trefoglinefan (10/03)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        ムラ (09/29)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        trefoglinefan (09/28)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        ムラ (09/23)
      • 全日本女子バレー:クラチャン・バレーから見たサーヴレシーヴ改善の模索
        trefoglinefan (09/14)
      • 全日本女子バレー:クラチャン・バレーから見たサーヴレシーヴ改善の模索
        ムラ (09/13)
      • 東北楽天ゴールデン・イーグルスの人的補償を考える
        trefoglinefan (05/27)
      • 東北楽天ゴールデン・イーグルスの人的補償を考える
        オニヒトデ (05/23)
      recent trackback
      recommend
      北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)
      北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲) (JUGEMレビュー »)
      北村季晴,宇野功芳,アンサンブル・フィオレッティ,佐藤和子,高柳未来
       リズムやメロディがいかにも単純で、一聴稚拙な作品かと思ったが、二度三度と聴いていくうちに、ニュアンスの豊かさを発見して次第に魅せられていきます。基本のリズムで全曲を統一しながら、間に登場する日本古謡が実に効果的に使われて、ジンワリと心に来るところがあるのです。そういう意味で、実に微笑ましい作品と言えるでしょう。
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM