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政務活動費の審査に関わる第三者機関の早期廃止に関する請願

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    JUGEMテーマ:地方議会



    (紹介議員)
    ・上野蛍(光)
    ・木下章広(日本維新の会)
    ・金井毅俊(日本維新の会)
    ・小西直樹(日本共産党)
    ・村石篤(社会民主党議員会)
    ・赤星ゆかり(日本共産党)

    討論等の一覧 >>
    1.主旨

     政務活動費の審査を、第三者機関(公認会計士)に依頼することを早期廃止して頂くようお願い致します。

    2.理由

     2016年、政務活動費の不正が発覚し、その運用システムの見直しが行われ、政務活動費として正しい支出かどうかを、事前に、公認会計士6名がチェックし、さらに事後にも審査する費用を、議員自身の政務活動費から支払うことに決まりました。
     富山市議会議員の政務活動費の審査(適正な使用か否か)を、公認会計士に依頼することが始まって、数か月がたちます。この審査に今年度は7月1日から来年3月末日までで、3,693,600円の費用がかかり、1年間で計算すると、約500万円の費用がかかる見込みになります。現在は週1回、2名の公認会計士がチェックしています。
     この費用を政務活動費から支払うこと自体、昨年度の議論の中でも問題視していた議員は少なくありませんでした。一般市民の金銭感覚、また企業では出張費用等をどのように審査しているか等を鑑みたとき、「公認会計士に依頼までする必要はなぜあるのか、しかも事前チェックしてもらう必要があるのか」と考えます。
     公認会計士代表自身からもマスコミ取材の場で、『公認会計士の専門的知識を利用するわけではなく、常識的に判断する。』というような内容の発言がありました。この発言から、「責任の所在はどこにあるのか」という疑問を市民は感じています。
     富山市議会の政務活動費の運用指針には、「政務活動費は、会派及び議員が、自らの責任において使用しなければならない。」とありますが、大津市議会の運用マニュアルの2ページ目には、より厳しい文章となって書かれています。

     『平成13年の制度施行当初から、厳しい基準で制度運用してきた大津市議会においても、「不適切な公金支出」がされているのではないかとの疑念を持って、関係書類の閲覧や情報公開請求に来庁されるマスコミや市民の方が、毎年、複数おられね現実があります。したがって、政務活動費の支出にあたっては、最低限、住民監査請求や住民訴訟に耐えうるだけの使途妥当性を担保するとともに、不必要な疑念を市民等に抱かせない透明性の確保が求められています。ついては、政務活動費の使途が適切かどうかは、一義的には交付を受けた会派に判断権がありますが、最終的に司法の場で不当利得返還請求を受け、適正支出の立証責任を負わされるのも、会派又は議員個人であることを十分にご認識いただき、政務活動費の執行にあたっては、次の基本原則に留意し、各々の責任において適切に執行して頂くことが必要です。』
     このように運用指針と照らし合わせて政務活動費として適切かどうか判断するのは、議員自身なのであり、事後審査を議会事務局が行って、適切であれば政務活動費として支払う。これが本来の姿ではないでしょうか。また議員自らが政務活動費の使用に際して、適正か否かが判断できない場合、事前に議会事務局に相談する、ということでよいのではないでしょうか。

     今回の市議会の不正により、議会事務局に2名の増員がありました。富山市議会の事務局の職員数は全国有数の議会改革度を誇る滋賀県大津市議会よりも多い人員となっています。人員的には議会事務局による事後審査は不可能でないと市民目線では考えます。
     このように、不正があったことを受けて、事務局側の対応も、より手厚く適切で、慎重なものになると期待しています。さらには、「インターネット上に領収書を公開する」ことも決まっており、それを私たち市民が自らチェックすることは、市民として責任を果たす意味でも、重要です。

     議員の側でも、「使いきらなければもったいない」という心情のもとで、領収書偽造などの不正が行われてしまったことを省みて、事務局が運用指針に基づいて事後審査することで、余計な出費はせずとも済むことを、改めてご検討ください。

     また、政務活動費の本来の主たる用途は、市政の研究調査です。公認会計士への費用に政務活動費を充てることは、議員の調査研究費用を圧迫することになり、それは議員自身だけでなく、よりよい市政を望む市民にとっても望ましいことではないと考えます。
     公認会計士の指摘から学んだことを活かしながらも、このチェック制度に長く頼ることは避け、議員自らが自立して判断することを目指すことが大切であると考えます。

     上記の考えにより、政務活動費の審査に関わる第三者機関を早期に廃止するよう努めて頂きたくお願い申し上げます。

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