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事後審査による政務活動費の支払いも認めることを求める請願

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    JUGEMテーマ:地方議会



     富山市議会12月定例会において、表題の請願を議会に提出致しました。結果は少数否決、不採択でした。かなり考えて書いたのですが、残念な結果です。

    (紹介議員)
    ・上野蛍(光)
    ・小西直樹(日本共産党)
    ・大島満(フォーラム38)
    ・赤星ゆかり(日本共産党)

    討論等の一覧 >>
    1.趣旨

     事前審査を行わなかった政務活動費に対して、厳格な事後審査により政務活動費が支払われる仕組みを検討して頂きたい。

    2.理由

     全ての政務活動費に対して、事前審査ができるとは限らないことへの認識があると思われますが、事前審査できないのは非常時だけとは限らないですし、下記のような理由などで、事前審査を行えない、または行うのが不適切な場合もあり得るのではないかと考えます。

    (1) 日常における政務活動費の使用に関して

     議員は日頃から市政に対して目配りをする必要があるなかで、何らかの対応が生じた際の政務活動費として使用できる出費について、事前審査を受けていない為にポケットマネーで支払うことをしておられないでしょうか。こうしたものは少額であることが多いと考えられますが、適切な使用に対して政務活動費から支払われないことは、議員活動に対する不当な制限をしていることになると思われます。

    (2) セキュリティの問題から

     議員活動の内容が事前に漏れてはいけないことは言うまでもありません。当局や他の会派に対しては勿論のこと、議長や同一会派内の他の議員にさえ、知られたくないことはないと言い切れるでしょうか。こうした事前審査を受けたくない案件について、事後審査により政務活動費を支払う仕組みが必要かと思われます。

    (3) 第三者機関に対する政務活動費の使用の観点から

     第三者機関への業務委託に対して、政務活動費を充てること自体が問われているなかで、特に問題なのがこの事前審査に対するものではないでしょうか。公認会計士自身が事前審査を「専門外」と認めておられるにも関わらず、毎週2名ずつの業務委託をしていることが、政務活動費の無駄遣いにつながっていると考えられます。
     事前審査の負担を軽減し、月に1度程度の事後審査に少しずつでもできるだけシフトすることが、政務活動費の適性使用の観点からも重要であると考えます。

     私は3月に「政務活動費の有効活用に向けた請願書」を提出致しました。その際「事前審査は限定的に行う」「完全後払いを原則」「第三者機関の早期廃止」を掲げたことは、多くの議員方々がご存知のことと思います。委員会審議において否決されつつも、請願主旨はご理解頂き、4月の改選後に翌年度に向けた見直し議論が行われる、といった手応えがあったことで不採択を受け入れたのですが、未だに抜本的な見直し議論がされていないことは、誠に遺憾に思う次第です。
     昨年度に政務活動費の運用指針に対して全会派が合意したとは言え、作成された運用指針が不完全なものであり、見直し議論は継続的に行っていくことが前提での合意ではなかったでしょうか。つまり「運用してみないと分からない問題」だけでなく、「運用する以前にも想定される問題」の存在も認識していながら、今年度の運用を急いだ為の合意であるように見受けられました。
     上記3項目に対しては早急に議論して頂きたいとは思うところですが、中でも事前審査のあり方については最も改善して頂きたい点だと思い、本請願書をまとめた次第です。それは事前審査が政務活動そのものに障害になると考えられるからです。つまり正当な政務活動費が受け取れないケースだけでなく、手続きの煩雑さから政務活動費として受け取らないことや、第三者機関への過度な公費負担などが挙げられます。
     3月の請願でも申し上げましたが、議員方々には政務活動費の細やかな適正使用のもと、議員活動を十分に行って頂きたいと思います。そして少額のものでも政務活動費の使用事例として積極的に公開することで、議員活動そのものに対する市民の理解も深まることは言うまでもありません。そうした観点から、政務活動費をどう有効活用するかについて今一度お考え下さいますようお願い致します。

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