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富山市議会:市民は議会改革に口出ししてはいけないのか

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     9月20日(水)の請願の審議は以下の2件です。

    ・保育料に関する請願 厚生委員会
    ・議会改革の推進に関する請願 議会運営委員会
     今朝の各紙に載っていますが、ともに不採択でした。保育料に関しては請願者が「富山市は他市より高い」ということを指摘しており、また第二子から無料にして欲しいというものでした。これに対して当局は保育料の決め方などを説明したうえで、サーヴィス面も含めて妥当な金額であると主張しました。紹介議員以外の多数会派が、他市の方が高い事例も示したうえで、富山市が高いと言い切れないことを指摘して、不採択にすべきと主張。紹介議員側は富山広域連携中枢都市圏の形成を見越して、保育料をに関して他市との格差をなくすべき、ということを主張して採択を求めました。結果は反対多数で不採択でした。
     これに関しては紹介議員側がどうして紹介議員になったのか、いまひとつはっきりしませんでした。「他に比べて高いと言えない」ことに対して、何も答えていないのですから。紹介議員が10人も居て、そのなかから厚生委員会の委員が3名も居て、しっかり議論していなかった感じを受けました。紹介議員を引き受ける以上、請願者がどうして請願を書いたのかを把握して、現状ではどうなのかが明らかに調査不足のような気が致します。
     議会改革の推進に関する請願は、議会運営委員会においてですが、こちらは結論から言って1人の議員だけが賛成して不採択でした。でもその1人の議員がどうして賛成したいか明確に答えていたのに対して、それを「阻止したい」多数派は、紹介議員になっている1人の議員に対して執拗な尋問を繰り返したり、他の委員会(正確には議会改革検討調査会で特別委員会などの委員会ではない)で議論していることに請願を書くことはおかしい、という論調でした。聞こえてきたのは「議員が議論していることに口を挟むな」ということでした。
     私はここで出てきた「議会改革検討調査会」において、かなりの割合で傍聴をずっとしてきました。そしてそこでの議論に対して、ずっと市民に向いていないような気がしてきたのです。それは市民が意見を言う機会をできるだけ作らないような、調査会の運営になっていることです。各会派が改革案を出しましたが、市民が参加するような事項について優先度が低く取り扱われているのが、その象徴と言えるでしょう。こんなのを提示されたら、市民だって文句を言いたくなりますよね。
     事実議会改革検討調査会の議論に関しては、ここ最近ずっと6月の私を含めて定例会毎に請願が提出され続けているのです。どうしてそのようなことが起きるのか、議員は真剣に考えたことがあるのてしょうか。市民に向いていない議論をしているからだと思います。私は市民に向いた議論がされていたら、請願など出てくる訳がないと思います。でもそれをやらないから請願という形になるのではないでしょうか。
     実際に市民の言うことを聴こうとしない議員は、こういう請願にうんざりしておられるようです。そして懸念されるのは、制度的に口封じされることです。実際に「議会改革の項目」として具体的にあげられている訳ですから。

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