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全日本女子バレー:PH以外の選手が前よりのサーヴを拾う具体例

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    JUGEMテーマ:女子バレー



     PH(パスヒッタ)以外の選手が前よりのサーヴを拾う、といったことを提案しましたが、具体的にどのようになるのか、グラチャン時のメンバでローテ毎に見ていきましょう。

    (S1)

    新鍋 荒木 内瀬戸
    石井 小幡 富永
     リベロは井上琴絵と小幡真子が併用されていましたが、日本のサーヴの時は井上、相手サーヴの時は小幡が主に使われていましたので、今回はサーヴレシーヴの話ですから、小幡が入ることで考えます。
     サーヴレシーヴは普通に左から新鍋、小幡、内瀬戸の順に並びます。これでMBの荒木絵里香は中央前方に構えることができます。

    (S6)

    石井 新鍋 荒木
    小幡 富永 内瀬戸

     通常は小幡、内瀬戸、新鍋の順番に並びますが、荒木が前方中央をカヴァーするには、新鍋理沙は中央でサーヴレシーヴする必要があります。実際にはその方がセッターの動きは楽になりますので、セッター対角のPHがS2で中央でサーヴレシーヴするケースは、決して少ないことではありません。新鍋は右利きですから、中央でサーヴレシーヴしてから右に走ることは、苦になりませんし、荒木がブロードして新鍋が中央に切り込む、という選択肢も生まれます。

    (S5)

    奥村 石井 新鍋
    富永 内瀬戸 小幡

     MBの奥村麻依が前衛に上がりますので、小幡は荒木のところに入ります。このローテは思案が必要です。サーヴレシーヴは内瀬戸、小幡、新鍋といった並び以外にあり得ません。そうした場合に、セッターの富永こよみは内瀬戸真美の左側から走らなくてはいけないのがネックになります。更に奥村が落ちるサーヴを拾うとなると、富永は奥村より後ろから走らなくてはいけないことになります。その点が厄介な訳で、奥村と富永が左前方に構えるのが現実的になるでしょうか。その場合PG(ポイントゲッタ)の石井優希が落ちるサーヴを拾わなくてはいけなくなります。という訳なのですが、このローテだけ相手サーヴの軌道によっては、奥村がレフト、石井がセンターからライトと役割りを入れ替われることも、検討が必要かと思います。

    (S4)

    富永 奥村 石井
    内瀬戸 小幡 新鍋

     サーヴレシーヴは後衛3人。通常は前衛3名が左側に寄ってスタートしますが、奥村が中央でサーヴを拾うとなると、富永と石井も中央からのスタートになります。この2人がサーヴレシーヴァの視界を遮らない位置取りと姿勢が求められます。

    (S3)

    内瀬戸 富永 奥村
    小幡 新鍋 石井

     これは通常通り内瀬戸、小幡、新鍋と並んで、富永がネット際中央でサーヴレシーヴの返球を受けることができます。奥村は中央前方に位置取りするのにも苦労はないでしょう。石井は普通にバックアタックを狙います。

    (S2)

    荒木 内瀬戸 富永
    新鍋 石井 小幡

     コートにはMB荒木が戻ります。荒木が中央前方に構えるには、内瀬戸は中央でサーヴレシーヴするしかありません。ですからサーヴによっては荒木がレフトからアタックする必要性も生じるかも知れません。
     以上のようにサーヴレシーヴを完全にするには、ローテによってアタッカが通常と違う箇所からの攻撃の必要性も出てきます。でもサーヴレシーヴからの攻撃はあくまで「プログラム」される訳ですから、ポジションの相違は克服できるのではないでしょうか。正確なサーヴレシーヴと精密なトスが上げられれば、他は使わない「バックレフト」のヴァリエーションも、加えられる筈なのですから。

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