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利より害の方が目立つ富山市議会における政務活動費の事前審査

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    JUGEMテーマ:地方議会



     昨日(7月4日)富山市議会にて、政務活動費における第三者機関が初めて業務を行ったと各メディアで報じられています。委託費370万円が政務活動費から支払われることになるのですが、そのことを市民はどう思っているのでしょうか。因みに政務活動費は議員の「第二の報酬」などといったものではなく、「税金」であることは言うまでもありません。
     私は3月議会で「政務活動費の有効活用に向けた請願」というのを出しましたが、これについては「まずは、決められたルールにのっとり、議会を挙げて取り組むべき」という理由で不採択になりました。これはこれで不採択は仕方ない、という思いで出したところはあります。しかし私の思いは政務活動費の運用指針が「厳しければそれでいい」などといった気持ちなどなく、「正しい使用までできなくなるのはおかしいのではないですか」ということを言いたかった訳です。何で議員自ら正しい使い方を制限してしまうのだ、ということです。因みに私が請願項目に書いたのは以下の通りです。

    ・事前審査は限定的に行ったうえでその有用性を検証する
    ・議員への支払いは完全後払いを原則とする
    ・第三者機関の早期廃止に努める

     私はこれまで何度か政務活動費について記事(その1その2その3その4、)で述べてきましたが、政務活動費はある程度自由に使ったうえで、それを完全に公開することで市民に使われ方をチェックして貰う、というので十分だと思っています。ですからそうした考え方を請願に込めたと言って良いかと思います。
     因みに上記のなかで「完全後払い」や「第三者機関における税金の無駄遣い」はよく話題に上りますが、私が上記のなかで最も改善すべきだと思うのは、「事前審査」です。これがある為に、政務活動費を突然に使いたい状況になった場合に、使えなくなっているのです。一応議長に報告すれば使ったうえで事後審査により政務活動費が支払われることになっていますが、例えば百円単位、場合によっては千円単位での使用に対して、いちいち報告するでしょうか。そのような面倒なことをするくらいなら、ポケットマネーで出した方が早い、ということになりかねないのは、目に見えています。
     私はこうした小まめな政務活動費の使用にこそ、議員の政務活動としての本分があると思っています。そしてそうした使用を閉ざした状態では、まともな運用指針の見直しができる訳もないと思っています。
     更に問題があると思うのは、その事前審査の為に公認会計士を雇うこと。正確に言えば第三者機関に雇った公認会計士に事前審査までさせるということです。もし公認会計士の本分を考えるなら、政務活動費の会計処理そのものが適正に行われているかどうかなのであり、事前審査はとても公認会計士の仕事とは思えません。事前審査は個々の政務活動費の使い方が適切かどうかなのであって、お金の出入りを監査する訳ではありません。
     第三者機関が毎週業務を行うのは事前審査の為なのであって、事後の監査だけであれば月に1度くらいで済む筈で、一方毎週行う事前審査の方は事務員で十分だと言えることになります。そういったところにまで公認会計士を使うのですから、税金の無駄遣いが発生する訳で、事前審査と会計監査を切り分ければ、税金の無駄遣いにならないもっと適正な人材があったのではないかと思います。
     という訳で、特に事前審査に関する問題点を、私からは取り上げておきたいと思います。

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