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「フォーラム'58市政報告会」2017.2.11:梅本清一氏の講演を聴いて

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    JUGEMテーマ:地方議会



    フォーラム58市政報告会梅本氏レジメ表     フォーラム58市政報告会梅本氏レジメ裏

    市政報告会情報 >>
     上記が梅本清一氏の講演におけるレジメの表と裏です。下に改めて書き起こしておきました。まず最初に元衆議院議員で富山県の選挙区から選出されていたかつての政治家、松村謙三氏の話をされました。鍵カッコでくくられた部分は、議員を引退時におけるもののようですが、一見ごく当たり前のことのように思えますが、「この選挙区を持つ」というのが、実に意味深いのだそうです。支持者達がとても理解があって、富山に帰参することは求められなかった為に、国政に没頭できたということです。
     これでこそ国会議員と言えるでしょう。無能な国会議員は選挙区に戻っては有権者にサーヴィス、なんて行うようですが、松村氏の場合は富山帰ったら逆に有権者に、何かあったのか心配されたみたいで、富山のことは有権者にずっと任せきりで問題なかったとのことです。
     次に国会議員と地方議員の違いについて。レジメの裏にも書かれていますが、国会議員は国民の代表者として選挙で一度選ばれたら、それは白紙委任を受けたのと同じだということです。ですから余程のことがない限り辞めさせられることはありません。
     それに対して地方議員はあくまで住民の代理人。つまり常に住民のよく声を聞き、当局と対峙しなくてはいけない立場だということになります。かつて八尾町で最終処分場問題が発生した際、当時の議員は「住民の声を聞く」ことはせず、「当局の考えを住民に押しつける」のが議員の仕事のようになっていましたが、今の富山市議会もひょっとしてそのような状況になっているのではないでしょうか。市からの提案は全てスルー。住民からの請願は殆ど不採択ですからね。
     その後政務活動費不正事件がどうして起きたのかの説明もありましたが、一言で言って議員の能力の無さに尽きます。私はこれまで政務活動費の問題について随分取り上げてきましたが、真面目な議員は難しい書籍を読みながら市政における問題点としっかり向き合い、それを基に的確な質問を行い、その結果を市民に報告会などを開いて、それらにしっかり資金を投入してきました。だけど質問もしない議員が多いのを見ていると、どこにお金を使っているのか、私は不思議で仕方なかったのです。その結果がどうだったのかは、皆さんの知るところです。
     聞けば聞くほど富山市議会の閉鎖性が嫌になってくる講演だったのですが、後の討論で大島議員だけでなく、木下議員や上野議員も新人議員として富山市議会のおかしなところを、実に素直に感じ取っておられるようで、本当にその事には救われた次第です。
     梅本氏の講演は40分程度でしたが、まだまだ話足りないようでした。レジメも最後の方をかなり端折っておられましたから。話は分かり易くまたたく間に時間が経ちました。

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    \菴佑乏悗戞地方議員は代理 不正の温床 L椹悗控聴像

    (1)政治家・地方議員の使命と住民・有権者の役割。
    (a)政治家、松村謙三に学ぶ「思いますに私は政界に身を投じて以来、この選挙区を持つことにより、私は他事にわずらわせることなく専心、政治に没頭し一筋に信念を貫いてやって参ることができました」
    (b)「政治家は次の時代を考え、政治屋は次の選挙のことしか考えない」

    (2)議員は「先生」ではない
    (a)地方議員も住民もバッジに惑わされるな
    (b)地方議員は市民・有権者の代表か代理か。議員を育てるのは市民。
    (国会議員と地方議員の違い)代表と代理

    (3)なぜ、議員報酬増額と政務活動費不正事件が起きたか
    (a)地方議員の身分
    (b)議員報酬とは。報酬は誰が決める
    (c)政務調査費から政務活動費へ。報酬・政活費は市民の了承を
    (d)バッジの特権意識(第二の報酬、支給と勘違い)
    (e)不正防止策の基本(活動計画の提示と情報公開、報告)

    (4)富山市議会の政治風土
    (a)ムラの政治(市民不在)=市民側の世界が見えない
    (b)与党と首長・行政機関との馴れ合い
    (c)富山市の権力構造

    (5)目指すべき地方議会と地方議員
    (a)首長と地方議会=二元代表制+市民=三元代表制
    (b)議場は「討論」の場。富山市議の議会質問は質問でない
    (c)議会は市民の意志で決議機関。本来は議会が優位
    (d)常態化する根回し政治から脱却

    (6)議会基本条例の制定を目指せ
    (a)議会報告(住民参加)▽議員同士の政策討論 ▽政策提言

    (7)まとめ=住民は議員と語れ、議員は地域を歩き、多様な地域の声を聴け
    (勝海舟「世間は生きている、理屈は死んでいる」)
    ※八尾のこと。富山市を支えた八尾の町、「風を、山間の地を生かせ」。縦組織から横組織へ=市民の手で再構築

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「目指す議員とは」 メモ

    国会議員と地方議員の違い

    ■国会議員
    国民の代表
    憲法前文「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」
    「その権力は国民の代表者であり、権力の行使は国民が直接するのではなく、国会議員に任されている」
    だから、「国会は国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関」(憲法41条)
     「参衆両院は全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」

    ■地方議員
    地方議員は「住民が、直接これを選挙する」(93条2項)

     地方自治法では、住民は首長や議員のリコール(解職要求)や住民投票で議会を解散させることができる、と規定。
     首長や議員は住民から選挙で「白紙委任」されたのではなく、民意とかけ離れていれば、任期途中でもクビにできる。また住民は有権者の50分の1以上の署名があれば、自ら条例案を作成し、直接請求できる。住民は直接、権力を行使できる。

    ○地方議員は住民全体の代表でなく、「代理者」=間接民主性
     議員は常に市民の合意をつくり、合意に基づいて働く責任を負っている存在。

    ○だから、バッジをひけらかすことなく、市民の声を聞き、市民の立場で行政を監視、政策提案する−。

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      • 2017.02.26 Sunday
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