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東京ヤクルト・スワローズ2016のドラフト:来年優勝を狙うなど無茶をすると将来に大きな禍根を残すことになりかねない

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     プロ野球CS(クライマックス・シリーズ)もファイナル・ステージが終わり、日本シリーズに進出チームが広島と日本ハムに決まりました。他のシーズンが終わった10球団のファンにとって次に気になるのはドラフトということになります。我が東京ヤクルト・スワローズですが、昨年優勝したにもかかわらず今年5位に沈み、来年こそ巻き返し、といきたいところなのですが、これに対して私は大いに言いたいことがあります。
     来年本当に優勝するつもりなのでしょうか。勿論100%あり得ないと言うつもりは毛頭ありません。しかしながら優勝の可能性は限りなく低い、ということだけは言えると思うのです。そのことを首脳陣はどう考えておられるのでしょうか。
     今年優勝した広島に大きく水を開けられましたが、問題はその広島との戦力差をどう考えるかです。

    (ヤクルト)
    投手:31歳〜8名、〜30歳10名、〜25歳8名
    捕手:31歳〜1名、〜30歳3名、〜25歳2名
    内野手:31歳〜4名、〜30歳3名、〜25歳5名
    外野手:31歳〜3名、〜30歳3名、〜25歳2名
    参考:2015年のドラフト後の選手構成はこちら

    (広島)
    投手:31歳〜4名、〜30歳11名、〜25歳13名
    捕手:31歳〜2名、〜30歳1名、〜25歳5名
    内野手:31歳〜3名、〜30歳4名、〜25歳7名
    外野手:31歳〜4名、〜30歳4名、〜25歳3名

    以上、人員は2016年10月17日現在の日本人で、年齢は2017年4月1日現在、
    参考:2015年のドラフト後の選手構成はこちら

     ヤクルトの方が全体的に数が少ないですが、それはシーズンが終わったヤクルトの方に、戦力外の通告が行われたからです。そうした差があるなかでの話になるのですが、広島が昨年より強くなり、ヤクルトが昨年より弱くなった感じがいたしますが、それは上記選手構成を見れば明らかで、特に25歳以下の選手の数に圧倒的に違いがあるのがお分かりかと思います。つまり広島はこれからもまだまだ選手が育って出てくる可能性があるのですが、ヤクルトにはその人材自体がただでさえ少ないと言えます。上記年齢分布だけでなく選手一人ひとりの名簿から主力選手を見ても、ヤクルトにはまだまだ伸びる選手というのは少なく、むしろ全体的に衰えに向かいつつあるのに対して、広島はまだ伸びる選手が多く居ます。
     そこで私が言いたいのは、チームの選手構成上広島はチーム力向上にまだ向かう余地があるのに対して、ヤクルトは何もしなければ現状維持が精一杯の状況にあると言えるでしょう。今年ただでさえ大差がついたものを、このような状態でドラフトを1度やったからと言って、その差が果たして埋まると言えるのでしょうか。つまり来年広島が優勝するかどうかまで分からないまでも、少なくともヤクルトが広島より上位になる可能性で考えたなら、それは限りなく低いとしか言いようがありません。1チームでも上を行けないチームがあるということは、優勝など無理であるということが言えるでしょう。
     チームとしてファンに対して、「優勝を狙う」とリップサーヴィスするのは必要ではあるでしょうが、チーム戦略としては毎年優勝を狙うというのは非現実的なのであり、他チームとの格差は正確に分析しながら、次回の優勝をどのあたりに見定めるかをしっかり計画を立てるというのは、球団スタッフの責務ではないかと思うのです。それをしないで闇雲に強化したところで、2015年のような宝くじに当たったような優勝ができたとしても、その翌年一気に下位に沈み、以後なかなかチームが上昇できない、ということになりかねません。
     現実にヤクルトの二軍の方はここ数年最下位から抜け出せません。人材が居ないのだから仕方がない、と言えばそれまでですが、見込みのない選手で構成されている二軍が続くなかで、どうして強い一軍を作ることができるでしょうか。そのことを球団側はもっと真剣に考えたうえで、今度のドラフトに臨んで欲しいと思います。

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