<< 宇野功芳:遺言こそ出会い | main | 世界標準とやらで戦えるのか(全日本女子バレー):メダルの鍵を握る選手はズバリ鍋谷友理枝 >>

切実に、美しさと真実を求めながら

0

    JUGEMテーマ:音楽評論家



     私は数多くの宇野功芳氏の著書を読んできましたが、そのなかでも読むのに特に夢中になったものと言えば、「たてしな日記」ということになりますでしょうか。


     これは特に音楽書ではありません。勿論音楽の話題もありますが、若い頃に夏には蓼科で過ごし、あるいはその地で合唱団の合宿を行った時のことなどを題材にして、美しいものや真実というものを、とことん追求することの切実さが伝わってくる内容になっています。表題はこの本の帯についていた言葉ですが、「真実」はともかく「美しさ」を切なくなるくらいに追い求める姿は、評論や指揮活動にも表れていますが、そうした宇野功芳氏の哲学が痛いくらいによく分かる一冊と言えるでしょう。
     「売店の少女」の項など読んでいる方まで恥ずかしくなってくるのですが、だけど美しさ求める真剣さはこの上なく、本来あるべき賛美の在り方というものも考えさせられる次第です。有山麻衣子さんの前でこの項について宇野さんと話しをしたことがありましたでしょうか。確か有山さんのソロを金沢でやった時の懇親会だったように思いますが、「それは本当に恥ずかしかったですよ」などと述べておられたような気がいたします。

    他の合唱ブログ

    スポンサーサイト

    0
      • 2017.10.19 Thursday
      • -
      • 08:46
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      コメント
      コメントする









      この記事のトラックバックURL
      トラックバック
      calendar
      1234567
      891011121314
      15161718192021
      22232425262728
      293031    
      << October 2017 >>
      PR
      ランキング
      音楽ブログランキング にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ くる天 人気ブログランキング(環境問題) ブログランキング(政治問題) (バレー) (日記)
      ブログ更新状況
      ・−−−−−−−−−−−・ | List Me! by BlogPeople | ・−−−−−−−−−−−・
      他のブログ
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      • 富山市議会:「議会改革の推進に関する請願」の行方
        trefoglinefan (10/07)
      • 富山市議会:「議会改革の推進に関する請願」の行方
        love (10/06)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        trefoglinefan (10/03)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        ムラ (09/29)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        trefoglinefan (09/28)
      • 全日本女子バレー:多様な人材が戦術をつくる
        ムラ (09/23)
      • 全日本女子バレー:クラチャン・バレーから見たサーヴレシーヴ改善の模索
        trefoglinefan (09/14)
      • 全日本女子バレー:クラチャン・バレーから見たサーヴレシーヴ改善の模索
        ムラ (09/13)
      • 東北楽天ゴールデン・イーグルスの人的補償を考える
        trefoglinefan (05/27)
      • 東北楽天ゴールデン・イーグルスの人的補償を考える
        オニヒトデ (05/23)
      recent trackback
      recommend
      北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲)
      北村季晴:おとぎ歌劇「ドンブラコ」(全曲) (JUGEMレビュー »)
      北村季晴,宇野功芳,アンサンブル・フィオレッティ,佐藤和子,高柳未来
       リズムやメロディがいかにも単純で、一聴稚拙な作品かと思ったが、二度三度と聴いていくうちに、ニュアンスの豊かさを発見して次第に魅せられていきます。基本のリズムで全曲を統一しながら、間に登場する日本古謡が実に効果的に使われて、ジンワリと心に来るところがあるのです。そういう意味で、実に微笑ましい作品と言えるでしょう。
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM