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東北楽天ゴールデン・イーグルス2015のドラフト:野手中心の大胆さにはしっかりとしたチーム背景がある

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     今年パリーグで最下位に沈んだ楽天ですが、誰もが驚く指名をやってのけました。

    1位 オコエ瑠偉 外野手/関東一高
    2位 吉持亮汰 内野手/大阪商大
    3位 茂木栄五郎 内野手/早大
    4位 堀内謙伍 捕手/静岡高
    5位 石橋良太 投手/ホンダ
    6位 足立祐一 捕手/パナソニック
    7位 村林一輝 内野手/大塚高
    育1 出口匠 内野手/津田学園高
    育2 山田大樹 内野手/菰野高
    (投手)
    ☆K.レイ 41 右
    ・川井貴志 39 左
    ・青山浩二 32 右
    ☆R.リズ 32 右
    ・金刃憲人 31 左
    ☆K.ミコライオ 31 右
    ・長谷部康平 30 左
    ・山内壮馬 30 右
    ・金無英 30 右
    ・美馬学 29 右
    ・相沢晋 28 右
    □高堀和也 28 右
    ・武藤好貴 28 右
    ・戸村健次 28 右
    ・塩見貴洋 27 左
    ・入野貴大 27 右
    ・福山博之 27 右
    ・加藤正志 26 右
    ・菊池保則 26 右
    ・相原和友 26 左
    ・辛島航 25 左
    □宮川将 25 右
    ・則本昴大 25 右
    ・横山貴明 24 右
    ・西宮悠介 24 左
    ◎石橋良太 24 右
    □ソン・チャーホー 23 右
    ・濱矢廣大 23 左
    ・釜田佳直 22 右
    ・森雄大 21 左
    ・大塚尚仁 21 左
    □今野龍太 20 右
    ・古川侑利 20 右
    ・松井裕樹 20 左
    ・小野郁 19 右
    ・安樂智大 19 右

    (捕手)
    ・川本良平 33 右
    ・嶋基宏 31 右
    ・伊志嶺忠 30 左
    ◎足立祐一 26 右
    ・小関翔太 24 右
    ・下妻貴寛 21 右
    ◎堀内謙伍 18 左

    (内野手)
    ・後藤光尊 37 左
    ・栗原健太 34 右
    ・藤田一也 33 左
    ・今江敏晃 32 右
    ・岩崎達郎 31 右
    ☆Z.ウィーラー 29 右
    □片山博視 28 左
    ・赤見内銀次 28 左
    ・阿部俊人 27 左
    ・伊東亮大 26 左
    ・中川大志 25 右
    ・西田哲朗 24 右
    □大阪谷啓生 23 右
    ・三好匠 22 右
    ◎吉持亮汰 22 右
    ◎茂木栄五郎 22 左
    ・内田靖人 20 右
    ○山田大樹 18 右
    ◎村林一輝 18 右
    ○出口匠 18 右

    (外野手)
    ・松井稼頭央 40 両
    ・牧田明久 33 右
    ・聖澤聖 30 左
    ・枡田慎太郎 28 左
    ・岡島豪郎 26 左
    ・島内宏明 26 左
    □島井寛仁 25 右
    ・L.フェルナンド 右 23
    ・福田将儀 23 右
    □榎本葵 23 左
    ・北川倫太郎 22 左
    □柿澤貴裕 21 左
    □八百板卓丸 19 左
    ◎オコエ瑠偉 18 右

     驚きのドラフトとは、投手が1人だけであとは野手、というのは常識的には考えられません。しかし私はこれはこれで大いに評価したいです。その理由は選手構成を見てもお分かりの通り、将来を嘱託される若手の投手を、ここ数年のドラフトで意欲的に揃えてきたからで、これらの選手を野手の力で押し上げようというやり方は、梨田新監督が現役だった頃の近鉄バファローズのやり方を彷彿させるところがあります。これは本当に痛快としか言いようがありません。
     今年のドラフトは野手の強化を掲げ、投手には目もくれず、高卒外野手、大卒遊撃手、大卒三塁手、高卒捕手のナンバーワン候補を悉く独占できた時点で、大成功とも言えます。しかしその後はもう少し冷静さが欲しいところでした。5位に即戦力投手で使えそうな投手を指名したところは良いとして、問題は6位。捕手が不足している状況から社会人捕手を急ぎましたが、ここで私は立ち止まって欲しかったと思います。というのはまず地元仙台育英のエース佐藤世那が残っていました。これがいかにも惜しいと感じます。いくら野手中心とは言え、投手は異常な少なさだからです。6位まで指名されない社会人捕手は、7位以降でもまず残ると思います。即戦力の捕手がどうしても必要なチームは上位で指名するからです。7位の折り返しが8位でまた最初であることを考えても、この8位指名する選手が残っていなかったことは、やっぱり残念ですね。
     そこで結果論にはなりますが、6位では有力ながら指名漏れの選手が居ないかを、しっかり探しても良かったのではないでしょうか。楽天はパリーグ最下位でしたので、6位という落ち穂拾い的な指名を最初に行うことができました。ですからその優位性を十分に活かしたいところだった訳です。もし6位指名で他球団に先んじて主要な選手を取ったならば、ほぼ完璧なドラフトだったと思います。
     ところで楽天は上手くやった方だと思いますが、実際に1位で平沢大河を抽選で外したことは、かなり痛かったと思います。私は今回の外れ籤で、楽天ほど影響の大きかった球団はないと思っています。外れ1位でオコエを取りましたが、昨年のドラフトで獲得したフェルナンドと福田といった右打ち外野手と重複するところがあり、平沢とは素質として甲乙つけ難いなかでも、チームとしての需要としては大きな差があったと思うのです。
     そして何よりもし楽天が1位で平沢との交渉権を獲得していた場合、2位以下の指名が大きく変わった可能性もあり得ます。ここまで野手中心になったかどうかさえ定かではありません。そのような意味では楽天の指名には影響は大きかったでしょうし、1球団が変わるということは他球団にも大きな影響を与えることにもなりかねません。この平沢の抽選結果で今回の12球団の指名選手も、大きく変わったとすれば、これはこれで想像すると実に興味の尽きないものと言えるでしょう。

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