今度は私が密かに今年優勝候補にあげていた西武についてです。
1位 多和田真三郎 投手/富士大
2位 川越誠司 投手/北海学園大
3位 野田昇吾 投手/西濃運輸
4位 大瀧愛斗 外野手/花咲徳栄高
5位 南川忠亮 投手/JR四国
6位 本田圭佑 投手/東北学院大
7位 呉念庭 内野手/第一工大
8位 國場翼 投手/第一工大
9位 藤田航生 投手/弘前工高
10位 松本直晃 投手/香川オリーブガイナーズ
(投手)
・岡本篤志 34 右
☆E.バスケス 32 右
・牧田和久 31 右
・岸孝之 31 右
・岡本洋介 30 右
・藤原良平 30 右
・C.リー 29 右
・豊田拓矢 29 右
・小石博孝 28 左
・野上亮磨 28 右
・岩尾利弘 28 右
・十亀剣 28 右
・増田達至 27 右
・大石達也 27 右
・高橋朋己 27 左
・宮田和希 27 左
・山口嵩之 26 右
・武隈祥太 26 左
◎松本直晃 25 右
・中崎雄太 24 左
・菊池雄星 24 左
・福倉健太郎 24 右
◎南川忠亮 24 右
☆郭俊麟 24 右
・佐野康雄 23 左
◎多和田真三郎 22 右
◎本田圭佑 22 右
◎野田昇吾 22 左
◎川越誠司 22 左
◎國場司 22 右
・相内誠 21 右
・佐藤勇 21 左
・玉村祐典 20 右
・高橋光成 19 右
◎藤田航生 18 左
(捕手)
・上本達之 35 左
・星孝典 33 右
・炭谷銀仁郎 28 右
・岡田雅利 26 右
・藤澤亨明 26 左
・中田祥多 26 右
・森友哉 20 左
(内野手)
・渡辺直人 35 右
・鬼崎裕司 32 左
・中村剛也 32 右
☆E.メヒア 30 右
□水口大地 26 左
・金子侑司 25 両
・浅村栄斗 25 右
・山川穂高 24 右
・外崎修汰 23 右
・永江恭平 22 左
◎呉念庭 22 左
・金子一輝 20 右
・山田遥楓 19 右
(外野手)
・竹原直隆 35 右
・栗山巧 32 左
・大崎雄太郎 31 左
・坂田遼 29 左
・秋山翔吾 27 左
・木村文紀 27 右
・熊代聖人 26 右
・斉藤彰吾 26 左
・田代将太郎 26 左
・駒月仁人 22 右
・戸川大輔 19 左
◎大瀧愛斗 18 右
西武はこれまでバランスの大変良いチームづくりをしてきました。ですから今年のように投手中心の指名をしても、直ちに野手不足に陥ることはないと思います。しかし今の段階で即戦力投手を中心に指名したのはどういった意図があったのでしょうか。そのことが私には解せないところがあります。
本年度を振り返ってソフトバンクとはどのチームも明らかな差がありました。とても短期間では埋められない差です。だとすれば地道に力を蓄えて、将来的にソフトバンクを凌駕する為のチームづくりに向かうべきではなかったでしょうか。この調子ですとソフトバンクとは益々差が開いていくことになると思います。看板の中村だってヴェテランに入りつつあります。後継者となるべき人材の育成をそろそろ考えるべきだったと思います。
日本ハムが即戦力投手を多く取ったことは評価できますが、それとは訳が違うと思います。西武の場合は今年1回のドラフトで投手力の急激な向上を図って、とても優勝できるにまで飛躍できるとは思わないからです。こういった指名は来年に結果が出なかった場合に、再来年以降に大きなツケを廻すことにもなりかねないのです。
それより、私は西武は実にバランスの取れたチームだと申し上げましたが、実は選手相(選手層ではない)として大穴があるのです。それは二軍の捕手です。西武で一番若い捕手は森ですが、森はもう一軍で使いながら育てるに値するだけの選手になりました。ということは一方で二軍には捕手を育成できる状態でポジションが空いているのですが、ここに当てはめる選手が居らず、それが大いに問題という訳です。1年間捕手の二軍での育成をチームとして放棄してしまうことになり、このことが余りにも痛いです。
私は阪神が実に酷いドラフトをやったと申し上げましたが、西武も阪神ほど酷くないにしても、内容的に決して褒められたものではないと思います。阪神との差はもとの選手相がまともだからまだ救える、というただそれだけの差ではないでしょうか。まさか3位以内を確実にする為に将来を捨ててでも来年の一軍を考えた、などということはないでしょうね。将来を捨てるのであれば、来年優勝できるくらいのことを、当然にやって欲しいと思います。
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