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バレーボール全日本はサーヴレシーヴ成功率100%を目指さなくてはいけない

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    JUGEMテーマ:バレーボール


     バレーボールのワールドカップが開催中です。女子の方がまず終わり結果は5位とここ数年の成績としては振るわなかったです。そして戦いは男子の方に移りましたが、ここまで2勝1敗といい戦いをしているといったところでしょうか。1つ負けたのはアメリカですから仕方ないとして、一方の勝った方はエジプトとオーストラリアですから、どちらかと言うと戦い易い相手に確実に勝ったと言えるのではないでしょうか。とは言えエジプトにはフルセットの末の勝利、オーストラリアには第3セットは先に比較的余裕なマッチポイントを迎えながらそこから連続失点してしまいこのセットを失うという、決して楽に片勝たせてもらったとは言い難いものでしたが。
     それでここまで見て思ったことなのですが、全日本は高さとパワーがないことが改めて顕著になったと思います。負けた試合で特に目立ったのはサーヴで崩されてはブロックで止められるというもの。本当に見ていてこれ程情けなく感じるものはありません。私はやはりサーヴで崩されないことこそが、日本の生命線であると感じました。
     日本人が高さとパワーがないのは致し方ないところです。だからこそ日本独自の工夫をして攻撃を組み立てないといけないのですが、いくら工夫しようにもサーヴレシーヴが崩されたら、単調な攻撃しかできなくなります。欧米各国なら単調な攻撃でもそれなりに点を取れるのですが、日本はそういう訳にはいきません。このことはこれまでも拙ブログで述べてきたことです。
     そして日本の場合工夫した攻撃をしないといけない、ということはサーヴレシーヴを受けてから攻撃までの流れを、どこのチームよりも緻密に組み立てていることになります。そしてそれを前提に準備しているところで、サーヴレシーヴが乱れるとそこで一旦リセットしなくてはいけませんので、とてもダメージが大きくなってしまうのです。それが全日本というチームです。
     こういうこともあって女子の真鍋監督はサーヴレシーヴ世界一を掲げて強化してきましたし、男子の南部監督もサーヴレシーヴを強化してサイドアウト率を上げようとする戦略を打ち立てました。そして男子の方は相手のサーヴが強力過ぎて手に負えない場合に、4人目もレセプションに入れることを用意したようですが、これはとてもいいことだと思います。「レセプション3人が世界標準だから」という理由で何ら改善しないというのは実に馬鹿げた話で、そのようなことに捉われることなく、ルール上で限られたどのような手段を使ってでも、やらなければいけないことをやるのは当然です。何事も世界と一緒でなきゃいけない理由はないのですから。
     全日本の場合男子も女子も、セッターとアタッカのコンビをどこよりも練習している筈です。そうしないと世界で勝てないからです。それなのにサーヴレシーヴが乱れてコンビが使えなくなったらそれこそ宝の持ち腐れ。何の為に練習しているのか分かりません。ですから全日本がサーヴレシーヴで目指すべき数字は世界一などではなくて、100%でなくてはいけないのです。それくらいに全日本は他国に比べて著しくサーヴレシーヴの成否が重要なのですから。つまりサーヴレシーヴ成功率が一位ならそれが世界水準で最高だからそれ以上の向上はないものと諦めてしまうのか、それとも100%を目指して努力を続けるのか、そこに全日本の将来がかかっていると言っても過言ではないと思います。

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      • 2017.10.19 Thursday
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      • 18:20
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      コメント
      こんにちわ
      おっしゃる通りだと思います
      これは男女ともいえることで確実なレセプションがあってこそ日本のコンビバレーができます。
      崩されてもなんとかできる高さがあればいいんですが、それを望むのは無理でしょう。
      改善点はレセプションと攻めのサーブの精度を上げること。
      オリンピックにいけるかどうかは、ここにかかっているようですね
      • ぽん太
      • 2015/09/19 1:04 PM
       ぽん太さん、お久しぶりです。私がこのことを強く思ったのは、昨年の世界バレーででした。せっかく多彩な攻撃を行う練習を積んだのに、レセプションが乱れてレフトバレーしかできませんでした。それなのにブロックの低さばかり問題にされたのは、本当に残念に思いました。どうして日本は自分たちのバレーができなかったのかを、問題にすべきなのに。
       そして佐野、木村、新鍋といった最高のレセプションを揃えながらできなかったことも、深刻に受け止めるべきで、これは3人でレセプションすることの限界を、語っているのに他ならないですね。
       そのようなことから、Hybrid6をレセプション向上でも活かせないかについて、このブログで述べてきた次第です。これについてはまた掘り下げていきたいと思っております。
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