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オリックス・バッファーロズ2015:若手の台頭なしにはチームの浮上はあり得ない

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     今月の2日、オリックスの森脇監督が突然の休養の発表がありました。昨年はゲーム差なしの勝率差でわずかに優勝を逃しました。その悔しさからオフに大補強をしたことから、今年こそは、と思われた方は相当に多かったと思います。私もその一人でしたが、シーズン前に実際に自分なりに戦力分析をしてみて、その思いが一気に吹っ飛びました。以下に再度選手を年齢順に並べてみます。因みに○一軍出場登録、×故障者リスト上、□育成選手。
    (右投手:支配下23名、育成1名)
    ×B.バリントン 34
    ○岸田護 33
    ・小松聖 33
    ・馬原孝浩 33
    ×比嘉幹貴 32
    ・近藤一樹 31
    ○金子千尋 31
    ○平野佳寿 31
    ○B.ディクソン 30
    ○A.マエストリ 30
    ・榊原諒 29
    ○白仁田寛和 29
    ○佐藤達也 28
    ・戸田亮 26
    ・柴田健斗 26
    ○東明大貴 25
    ・吉田一将 25
    ・高木伴 25
    ○西勇輝 24
    □佐藤俊一 24
    ・森本将太 23
    ○塚原頌平 22
    ・佐野皓大18
    ・鈴木優 18

    (左投手:支配下10名、育成1名)
    ・井川慶 35
    ・中山慎也 33
    ・前田祐二 29
    ・古川秀一 27
    ○海田智行 27
    ・大山暁史 26
    ・坂寄晴一 25
    ○松葉貴大 24
    □山田修義 23
    ○山崎福也 22
    ・齋藤綱紀 18

    (右打ち捕手:支配下6名、育成1名)
    ○山崎勝己 32
    ・齋藤俊雄 31
    ・田中大輔 30
    □原大輝 26
    ○伊藤光 26
    ・伏見寅威 25
    ・若月健矢 19

    (左打ち捕手:支配下0名)

    (右打ち内野手:支配下8名、育成1名)
    ○E.ヘルマン 37
    ×小谷野栄一 34
    ×T.ブランコ 34
    ×中島裕之 32
    ・山本和作 28
    ○縞田拓弥 28
    ○安達了一 27
    ・奥浪鏡 19
    □園部聡 19

    (左打ち内野手:支配下7名)
    ×平野恵一 36
    ○原拓也 31
    ・岩崎恭平 29
    ・小島脩平 28
    ○西野真弘 24
    ○堤裕貴 21
    ・宗佑磨 18

    (右打ち外野手:支配下8名)
    ・谷佳知 42
    ○竹原直隆 34
    ○中村一生 33
    ○F.カラバイヨ 31
    ○川端崇義 30
    ・宮崎祐樹 28
    ×丸毛賢一 26
    ・武田健吾 21

    (左打ち外野手:支配下7名)
    ○糸井嘉男 33
    ×土谷鉄平 32
    ・坂口智隆 30
    ○T−岡田 27
    ・小田裕也 25
    ○後藤駿太 22
    ・吉田雄人 20

     オリックスの欠点は主力が高齢化していることだと以前に述べましたが、高齢層に一軍出場登録選手が集中しています。そして一軍登録されていないヴェテランは大多数が故障者リスト入り。いかにヴェテランに頼ってきたかということが表れています。ですから若手の台頭がない限り年々チームが弱体化していく、そのようなサイクルに陥っていたことは言うまでもありません。
     それではそのようなチームにしてしまった責任が、森脇浩司監督にあるのか、ということです。チーム構成を改めて見てみると、チームの若手は決して少ない訳ではなく、抜け落ちているのはこれから中堅になろうとしている世代です。森脇監督が就任したのは、実質2012年のドラフトからで、むしろこの当たりから指名された高卒の選手は、ある程度居る訳です。ということは森脇氏は前任の監督が実に酷い構成にしてしまったチームを、立て直す方向へ舵を切った人物ということになります。
     オリックスの昨年の成績は、選手たちがフル回転で優勝を目指した結果で、ヴェテランの選手が気力を振り絞って優勝を目指したとも言えます。それが堪えた為か今年に入って軒並み調子を落としたりしているのです。
     結局昨年優勝を逃した時点で、今年戦う力が残っていなかったというくらいに、チーム状態は酷いものであったと言えます。そのような状態でどんなに大きな補強したところで、戦力のプラス分よりマイナス分の方が大きくなってしまうことは、言うまでもないと言えるでしょう。
     森脇監督がドラフトで指名した高卒の選手は、台頭するまでもうしばらく時間がかかりそうですが、こうした選手が出てくるまで、チームの低迷は避けられないと思います。因みにオリックス・バッファローズの二軍における、6月4日阪神戦のスタメンを以下に載せておきます。

    1(中)武田健吾 21
    2(左)吉田雄人 20
    3(指)宮崎祐樹 28
    4(捕)伏見寅威 25
    5(右)谷佳知 42
    6(三)奥浪鏡 19
    7(二)岩崎恭平 29
    8(遊)山本和作 28
    9(一)園部聡 19

     長年の即戦力中心にしたドラフトの弊害が残っているとは言え、二軍で選手の育成がようやくできるようになった、といったメンバ構成にはなっています。チームの将来はこれらの選手の台頭にかかっているのであり、更には若手の選手がこれからも継続的に台頭してくるようなチーム構成にできるかどうかにかかっている、ということになります。
     今のオリックスを見ると、一度高齢化してしまったチームを立て直すのは、容易でないことがうかがえます。近い将来そのようなチームになり得るところは、他に何球団かある訳で、そうしたチームは今のオリックスを決して他山の石にすることなく、自チームに対して是非危機意識をもってもらいたいと思います。

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      • 2020.10.23 Friday
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      • 14:25
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      コメント
      ごぶさたでございます。
      オリックスは戦力が中々続きませんね。時々いいと思ったら一発屋のようにパッタリと止まってしまいますから。
      その中途半端さも、ある意味魅力ですが・・・
       えるどらどさん、コメントありがとうございます。私はヤクルト・ファンですが、チーム再建に舵を切らないと近未来はオリックス同様の悲惨な状況になってしまうことが目に見えて仕方ありません。
       日本ハムはいいですよね。プロ野球界にどんな革命を起こしてくれるか、本当に期待しております。
      trefogさん、ごぶさたしております。

      燕ファンでしたか。私の大学時代の友人で、以前は阪急ファンだったのが、「強いから飽きた」という事で燕にトラバーユした方がおりました。

      80年代の燕は弱かったけど、目にかけて置きたいチームではありました。例えばベタかも知れませんがボブ・ホーナーとか。

      ハムは、金は無いですけどスカウトは有能です。今年も中島が台頭しましたし、岡も楽しみな選手。

      燕さんも、山田という素晴らしいのが、おるではございませんか。燕は元より、戦力を作る能力は、巨人阪神以上です。
       えるどらどさん、いつもありがとうございます。ヤクルトは山田だけでなく、雄平はドラ1投手のコンヴァート、川端や畠山も高卒をしっかり育て上げた選手です。中村が居て、西田、山川と続く高卒捕手も楽しみです。そういう意味では本当に誇りにできる部分です。
       ところが問題なのは、二軍の惨状。これらに続く野手が皆無なこと。ドラ1高校生ながら全く育つ気配のない川上と、巨人から移籍した奥村以外に、育て甲斐のある選手が居ません。それどころか野手そのものが居ない。だからDHは使わないで、投手を引退した選手を育成登録してまで守備に就かせ、何とか頭数を揃えて試合を成立させている状態。こういうのでいったい何の楽しみがあるのでしょうか。こういうのを見るとオリックス以上に悲惨な将来が見えてくるのです。
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