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箱根駅伝:復路のエース区間を7区にすればそれは決して無視できなくなる

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    JUGEMテーマ:箱根駅伝


     ここ数年の箱根駅伝の傾向としては、優勝は往路で早々と決まってしまう傾向があります。一人で淡々とペースを崩さずに走るのが得意な選手が居なくなるなかで、復路は追う方に多大なプレッシャーがかかるのか、往路でつき離されると逆転が本当に難しいようです。復路で長い区間は9区と10区なのですが、その前に優勝が決まってしまっている状況では、その長さが活かされることなく、長いだけの面白くない区間となってしまっています。
     もっとも9区と10区はシード校争いをする為には大事な区間ではあります。でもシード校争いをする為に復路がある訳ではありません。そこで何か良い方法がないか考えてみたいと思います。
     因みに復路は9区が長いのでここが「エース区間」だと言われてきました。ところが本当に復路で力のある選手は、果たして9区に使われているでしょうか。復路がそれなりに重要だったかつてはそのようなこともありましたが、9区で事実上レースの行く末が決まっている現状では、ここに例えエース・クラスの選手を投入しても、宝の持ち腐れになってしまいます。復路で最も重要視されているのは、山下りの6区を除く4区間で最も距離の短い7区であるのが現実です。その理由はこの区間で優勝争いの行方がほぼ見えてくるからです。ここで離されるともう追いつけないですし、一方ここで追い上げたら残り3区間に希望をつなぐことができるようになります。もし往路終了時に1位と1分差でスタートしたとします。これならば逆転できる差だと思ったところ、7区が終わった時点で3分差に広がると、チームに諦めムードが広がります。逆に往路終了時に5〜6分あった差が3分に縮まったりすれば、そのチームは残り3区で1分ずつ縮めればいいと、俄然元気が湧いてきます。同じ3分でもそれだけの違いがあるのですが、往路に重きをおかれる現状では、後者のような選手が残っている場合は稀だと言えるでしょう。
     そこで私が考えたいのは、7区の復路のエース区間にしてみればどうかということです。もしここが復路の最長ともなれば、各大学は無視できるでしょうか。9区だとここでエースを使っても仕方ないと言えますが、7区となると話は別です。山登りで例え遅れたとしても、それを取り戻すチャンスと捉えることができるからです。そして現状ならば往路に使うべき選手1人が復路に廻す状況を作り出せれば、それだけ復路にも目が向けられますし、このことで9区と10区の区間の長さが活きてくることにもつながります。
     4区はスピード・ランナーを育てる為につくられた、という話ですが、この区間は小刻みなアップダウンを繰り返していて決してそのようになっていない、と言われています。だとしたら平塚の中継所を、往路・復路とも戸塚側に近づければいいと思います。3区は比較的平坦ですから、それこそスピード・ランナー養成に適した区間になると思います。一方復路は重要な7区の区間が延びて、そこで再びエースが競うことになります。8区は短く平坦だからといい気になっていたら、最後に遊行寺の上り坂が待ち構えていて苦しむことになります。仮に平塚のポイントを3kmずらせば、以下のようになります。

    3区(18.4km):遊行寺の坂を下ってから平坦な道を走るスピード・ランナー養成に絶好な区間
    4区(21.5km):小刻みなアップダウンを繰り返す攻略の難しい区間
    7区(24.3km):復路最長かつ難所の裏エース区間
    8区(18.4km):スピードの最後の急な登り坂を走り切るスタミナの両方が必要な区間

     といったようにそれぞれ特徴のある区間に割り振られると思うのです。7区が長くなるのは勿論のこと、4区を短くした目的が3区でより達成できるのなら、劇的な改変とは言えないだろうか。
     箱根駅伝は5区でレースが決まってしまうのが問題なのは確かですが、だからと言って5区を元の距離に戻すのでは現状における問題の根本的な解決にならないと思います。それよりはコース全体を見直すことで、より魅力的な駅伝になると思うのですが、いかがでしょうか。

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