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岡山シーガルズ故郷に錦の優勝

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    JUGEMテーマ:Vリーグ


     2014年Vサマーリーグ女子西部大会については、各試合ごとに別記事で記載してあります。

    (1日目)
    Aコート
    ・久光製薬1-2 KUROBE >>
    ・KUROBE 2-1 大野石油 >>
    ・久光製薬2-0 大野石油 >>
    Bコート
    ・岡山 2-0 PFU >>
    ・PFU 0-2 JAぎふ >>
    ・岡山 2-0 JAぎふ >>
    Cコート
    ・東レ 2-0 JT >>
    ・JT 2-0 熊本 >>
    ・東レ 2-0 熊本 >>

    (2日目)
    グループA
    ・KUROBE 0-2 JAぎふ >>
    ・JAぎふ 0-2 熊本 >>
    ・KUROBE 2-0 熊本 >>
    グループB
    ・岡山 2-0 JT >>
    ・JT 2-0 大野石油 >>
    ・岡山 2-1 大野石油 >>
    グループC
    ・東レ 2-0 久光製薬 >>
    ・久光製薬 2-1 PFU >>
    ・東レ 2-0 PFU >>

    (3日目)
    3位決定戦
    ・KUROBE 0-2 久光製薬 >>
    優勝決定戦
    ・東レ 0-2 岡山 >>
     以上のように岡山シーガルズが優勝しました。シーガルズは「岡山」を冠とする市民クラブチームなのですが、実はチームが結成されたのが黒部市であることは、今では余り知られていないかも知れません。前身の東芝が女子バレー部を廃止したのが1999年のこと、チームを存続を模索していたところ、手を上げたのが富山県でした。2000年に富山国体があったのですが、その際に成年女子バレーの強化策として東芝シーガルズの選手を受け入れたのが始まりだった訳です。既に地元には国体の為にアクアフェアリーズが結成されていたのですが、同じ地に東芝の選手により別のチームを「シーガルズ」の名を引き継いで作った訳です。
     そのような複雑な事情で結成された為か、国体が終わるとスポンサーも離れ(現実的にアクアフェアリーズの両立は困難だった)ましたが、2001年に岡山に本拠地を移して、2006年には名称も「岡山シーガルズ」に改めました。
     10年ひと昔と言いますが、当時のことなど誰も知るよしはありません。結成時のメンバには森和代や岡野弘子といった選手が最近までいましたが、ついこの間引退されました。そうしたなかで、先輩達が練習に汗を流した黒部のアリーナでの優勝は、チームの歴史を知る者にとっては感慨深いものでない、と言えば嘘になるでしょう。
     シーガルズにとって黒部が良縁だったのか悪縁だったのかは何とも言えませんが、私のなかでは「故郷に錦を飾った」とも言うべきもので、素晴らしいプレイに富山のファンを十分満足させてくれたと思っております。
     ここぞという時にしっかり決めてエースの働きをした佐々木萌、キャプテンとしてチームをまとめ、速攻により相手にバレーをさせる暇を与えなかった関李香、アタッカの能力を十分に引き出したサッターの熊谷桜子、相手のアタッカが自信をもって打ったスパイクを神懸かり的に何度も拾った丸山亜季。どの選手も素晴らしかったのですが、私が個人賞を選ぶとしたら、長年日の目を浴びることのなかった卜部里菜をあげたいです。セッター対角に入ってほぼフル出場しましたが、この大会で岡山は選手交代を頻繁に行い、そのなかにはポジションを超えたものも多くありました。セッター対角は基本サイドアタッカですが、選手交代などで空いたセンターに入ったりしただけでなく、セッター(本職に比べて決して上手いとは言えないが)もやったり、正に便利屋的な扱いをこなした訳で、岡山の「柔軟なバレー」を支えた戦術(戦力ではなく)における中心的役割を担っていたと言ってもいいでしょう。
     全日本は「新しいことをやらないと世界では戦えない」と新戦術に取り組んでいますが、今大会では同じように戦力不足を戦術で補おうとする動きが、特にチャレンジリーグのチームで見られました。岡山もプレミアでは戦力的に豊富とは言えないなかで、戦術的に何とかする気概で挑み実践できたことは、地区優勝という結果以上にチームにとって実りある成果ではないかと思います。

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