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旅のあとに、疲れきって

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    JUGEMテーマ:合唱



    動画詳細

    CD情報 >>
     佐藤眞の合唱組曲「旅」から、もう1曲だけ紹介しておきます。全体的に楽しい曲なのですが、ひとつだけ第6曲の「旅のあとに」は憂鬱感漂うものになっています。このことを一層終曲の「行こう ふたたび」を希望に満ちたものにします。
     ところで宇野氏の表現なのですが、題と題の間の間奏でのピアノを、心の痛みを強調するかのように弾かせます。小節が2倍に引き伸ばされて、このようなことをして作曲者が怒らないかと思うのですが。楽譜に関してはもうひとつ。組曲「旅」は2007年に改訂されているのですが、宇野氏はおそらく改訂前の楽譜を使用しているのではないでしょうか。作曲家がどう思っているのか気になるところですが、宇野氏によるとこのCD、音に満足できなかったので、プライヴェートで出して興味のある人にだけ聴いてもらおうとしたそうです。ところが作曲家の佐藤氏が演奏がいいからどうしても出して欲しいという強い要望があって、一般発売になったとのこと。
     そう言われてみるとかつて日本合唱協会と「若人の歌」のCDを出したとき、そのライナー・ノートで作曲家として佐藤氏が担当とた部分があったのですが、そこで楽譜にない表現を宇野氏がしたのに驚き、自分の至らなかったことを記述していました。ですから、楽譜がどうであれ演奏が素晴らしいことを、今回の「旅」においても作曲者は認めているのではないでしょうか。
     なお音が悪いということに関してですが、その理由はメイン・マイクで録った音が観客の雑音が多く使えなかったからなのだそうです。結局演奏者の前に置いたスポット・マイクで編集したそうです。ですからライヴの雰囲気はいまひとつ伝わらないかも知れませんが、演奏者の細やかな表現がよく聴き取れ、聴く分にはそれはそれで楽しめます。勿論音そのものは鮮明です。

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      • 2019.10.19 Saturday
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