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宇野合唱久々の力作がレコ芸特選に:神戸市混声合唱団との1枚

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    評価:
    価格: ¥2,000
    ショップ: HMV ローソンホットステーション R
    コメント:女声合唱の美しさを追い求めてきた宇野功芳氏が、混声合唱を指揮した久々のCD。神戸市混声合唱団をしっかり統率して、自分の世界に引き込んでいきます。合唱はオーケストラ以上に多彩な表現ができること、改めて認識できる1枚でしょう。

    JUGEMテーマ:合唱


     このCD、やっと聴くことができました。amazonには置いてないですし、富山にHMVやタワー・レコードがある訳もない(あるのかも知れないが知らない)し、地元のCDショップへ問い合わせてみると、このレーベルは10枚以上でないと取り寄せすることができない、と言われてしまいました。10枚と言っても全てコウベレックスにする必要もなく、販売元が東武トレーディングだから、そこが扱っているCDを10枚買ってくれれば取り寄せてあげる、ということでした。東武トレーディングと言えば、ハイドシェックのK.482で知ってはいたのですが、他は知らないと思いつつカタログを見せてもらうと、オタケンがありましたので、これを中心に何とか10枚揃えました。と言っても宇野さんのCDを同じもの3枚買うハメになってしまいましたが、3枚ならば誰かに配っても何とかなるでしょう。因みにオタケンのブライト・クランク、東芝のものとは比べ物にならないですね。特にバイロイトの第9、ブライトクランクで素晴らしいのがあるなんて知りませんでした。
     さて本題に入ってこのCDですが、思いのほか完成度が高くて驚きました。実演を聴いていてそれならではの感動を聴いた後、CDだとがっかりしてしまうケースは多々あるのですが、今回の場合は実演で聞きとれなかった細部がとてもよく聴こえ、新たな感動がありました。「旅」は実演で最も素晴らしかったのですが、CDで改めて聴くと本当に楽しくて仕方ない曲で、何度も繰返して聴きたくなります。「水のいのち」は実演は指揮を見ながら聴いていましたので、宇野氏がかなり引きずっているように見えていたのですが、CDになるとそれは感じず、合唱としての素晴らしさだけが音となって表れてきます。
     小品も合唱団の実力をまるで楽しんでいるかのように、充実感に満ちた表現をしており、特に「月光とピエロ」は実演での幻想的な光景が目に浮かぶようです。これまで宇野氏の女声合唱ばかり聴いてきましたが、混声には女声にない楽しみがあると思いました。
     実は星印4つになっています。5つつけなかったのには理由があります。コーラスが完璧なのですが、その割りに主役と言うべきピアノが物足りないからです。それを割り引いても、これまでの宇野氏の演奏のなかでは素晴らしい方ではあるのですが、満点をつける訳にはいかないのは仕方のないことでしょう。点数はどうであれ聴き応えのあるCDには違いありません。

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      • 2019.10.19 Saturday
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      フルトヴェングラーのベートーヴェン:もうひとつの「バイロイトの第9」
      EMI盤を聴いてから経った年月の長い人ほど、当盤の登場に対する感慨は大きいと思われる。
      • クラシック音楽ぶった斬り
      • 2012/01/07 7:50 PM
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