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これ以上基地が必要なのだろうか

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    JUGEMテーマ:沖縄米軍基地問題


     普天間基地の移転問題、なかなか決着を見るに至っていません。政府は先の見通しのないままアメリカと徳之島との分割移転で交渉しようとしていますが、本当に何をやっているのかと思います。
     だいたい、何ら地域住民の同意がとれる見通しさえない計画を国外に持ち込んだところで、交渉相手の国にとっては迷惑千万の話しである。そもそも新しい政府案、いったい誰が喜ぶのだろうか。沖縄県民だけでなく、徳之島の住民も、米国にとっても誰一人として歓迎する人は居ないのである。それをどうするつもりなのだろうか。
     ただ、このように迷走するのは、自民党時代に決めたキャンプシュワブの拡張が、決して良い案とは言えなかったことも起因します。普天間周辺住民の為とは言え、基地造成の為に自然の遺産とも言うべき広大な珊瑚礁を犠牲にして、新たに基地を開発することが許されることなのかが、私にはよく分かりません。とにかく発想が貧しい、つまり「迷惑施設は僻地へ」という考え方のうえ成り立っています。
     今回の政府案も意味不明。地域振興ありきで住民のことなどまるで考えていません。まるで基地反対が条件抗争と決めつけているところに、問題があります。ひと昔前まではそのような考え方で、飴と鞭的に迷惑施設の誘致をしていました。でも、最近は本気でお金のことよりも環境を考える人が増えてきているのです。だから政府の手法がいかにも古臭く感じるのです。
     どうしても移転が必要なのならば、開発しても惜しくないところを選ぶべきではないでしょうか。少なくとも静かに生活を営む徳之島など、もっての他である。どうしてこのような貧しい発想しか、政治家にはないのだろうか。
     とここまで言って私自身いい案を持っている訳ではない。というのも海兵隊の駐留が日本にとって、ひいては世界平和にとってどの程度重要かがつかめないからです。今はこの説明をまず政府がすべきではないだろうか。本当に必要なものならばむしろ普天間基地をそのままにして、住民を移住させる方法もあるのです。本当にそれが世界の為になるのであれば。もっと世界的な視野、全生物的な視野に立って、最良の施策を模索すべきなのではないだろうか。

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      • 2020.09.21 Monday
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      • 17:40
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      コメント
      アメリカの著名な国際政治学者チャルマーズ・ジョンソン氏は「海兵隊の訓練は、余った広大な敷地をもつ嘉手納基地でもできるし、あるいは米国内の施設で行うことも可能だ。少なくとも地元住民の強い反対を押し切ってまでして代替施設をつくる必要はない。このような傲慢さが世界で嫌われる原因になっていることを米国は認識すべきである。」と言っています。
      (ダイヤモンド・オン・ラインより)
      http://diamond.jp/articles/-/8060
      発足当初、鳩山政権は「外国の軍隊が駐留しているということは、占領状態が続いていることにほかならない、米軍に撤退を求めるべきだ」というようなことを言っていたように記憶しています。
      実質は、悲しいことに米軍の力をかりなければ国防は不可能な現状ですが、それは必要最低限に留めるべきであり、そのことを国民に諮ろうとしない政治家のありようは、はなはだ卑怯なものと思います。
       EYASUKOさん、貴重な情報ありがとうございます。この記述はかなり重要ですね。真偽はともかく、基地を造ることありきは、おかしいように思います。
       ただ悲しいのは、基地を造って欲しいのはアメリカだけとも限らないことです。沖縄県民は「反対」と叫んでいながら、全員純粋に反対している訳でなく、基地にお土産をたくさんつけようとして、がんばっている人も中に含まれているのです。
       そもそも自民党案も、是非ともキャンプ・シュワブに造ってくれ、という人が国内に居たものだから、そうした案になった訳で、何もアメリカだけが悪い訳ではありません。
       それにしても、いったい何がそのようにさせているのかと思います。そもそも基地を新たに造る余裕など日本にはない筈なのに、分散したことで、きっと大喜びしている人が居るのでしょうね。
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