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春日山の林泉寺

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    JUGEMテーマ:北陸


     私が小学生の時、確か5年生だったと思うのですが、春の遠足は電車に乗って春日山へ行きました。当時魚津に住んでいて、鈍行列車で直江津まで行き、そこで乗り換えて春日山駅から林泉寺へ歩きました。帰りは直江津駅まで歩いて、そこから鈍行で帰りました。富山県最東端の越中宮崎を過ぎる(厳密には手前から)と、あとはずっとトンネルなのですが、駅はトンネルの合間の開けたところに配置されていました。でもひとつだけ、「筒石」というトンネルの中に駅があったのが、印象に残っています。
     林泉寺へ行ったと言っても、正直覚えがありません。当時歴史に全然興味がなかったもので、上杉謙信という名前を聴いたことがあるくらいでした。ここへ行く前に事前に学校で、仁王像があってこれに対してはな紙(今で言うティッシュ)を丸めて投げると、それが当たった場所が丈夫になる、と言われていました。実際にその金網で囲われた仁王像を見ると、その廻りには沢山の紙屑が落ちていました。そして自分も、先生に言われたとおりにやってはました。でも小学生がやること。全然上手に飛ばすことができず、当たったところは本当に足元で、ひどくがっかりしたことははっきり覚えています。でも、今思うと足に当たったのが良かったのかも知れません。ひと一倍速くどこまでも遠くことができるみたいです。丈夫な足は仁王様のお蔭かも知れません。
     林泉寺は上杉謙信が、父為景に武将の子としてではなく僧侶にするつもりで預けられ、修行を積んだところで知られています。ところが兄の晴景が家督を思うように営むことができず、弟の景虎を元服させて助けを請うたのでした。これが後に大大名上杉謙信になっていくのです。
     私は魚津で小学生の時を過ごしましたが、そこは同じ越中富山でも前田ではなく上杉の文化の色合いが強いところでした。遠足で魚津城跡や天神山など、上杉縁りの地を遠足でよく行きましたが、そのことは全然覚えていません。なのに魚津を離れたもっと後になってから歴史に興味を持つようになり、上杉謙信の清廉さに惹かれるようになりました。
     春日山へもう一度訪れたい、と思ってはいるのですが、東京を往復する際など何十回と素通りしています。いつでも行けると思っているからなのでしょうが、そう思っているうちに時が過ぎてしまうものです。東京からの帰りに「ムーンライトえちご」に乗った時など、その日をフリーに充てれば春日山へ行くことなど造作無いことなのだが、いつも慌ただしく帰りを急いでいました。その「ムーンライトえちご」も不定期になってしまい、今後利用する機会があるかどうかも分からない。だから、意を決して春日山だけを訪れるつもでないと、行くことがないかも知れません。

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